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NY外国為替後半=クドロー発言で下げ渋る

2019年01月23日(水)05時57分

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日本時間午前5時56分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.36 - 0.31 (- 0.28%) 109.70 / 109.15
ユーロ・ドル 1.1357 - 0.0008 (- 0.07%) 1.1374 / 1.1336
ポンド・ドル 1.2955 + 0.0063 (+ 0.49%) 1.2975 / 1.2856
ドル・スイス 0.9974 + 0.0002 (+ 0.02%) 0.9986 / 0.9961
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 日本時間午前5時56分現在のドル円は1ドル=109.36円。NY時間の終盤に
なってドル円は買い戻しの動きが出ており、一時109.40円近辺まで戻している。
一部報道でホワイトハウスが中国との次官級の準備会合をキャンセルしたとして、市場
は懸念を強め、ドル円も109.15円近辺まで下落していたが、クドロー米国家経済
会議(NEC)委員長が報道を否定した。
 きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となった。米株や米国債利回りも下げてお
り、このところのリスク選好の動きも一服。前日発表の中国の経済指標が景気減速を示
したことや、IMFが世界経済の見通しを下方修正したことなどが材料視されている模
様。
 先週のドル円は110円近くまで上昇したものの、さすがにその付近での上値抵抗は
強いようだ。輸出企業の売りオーダーやオプション絡みの売りオーダーも相当程度観測
されている。FRBが利上げに慎重姿勢を見せていることから、米金利先高感が後退し
ており、ドル円も上値には慎重だ。一時21日線を割り込む場面が見られたものの、ひ
とまず維持された格好。
 ユーロドルは買い戻しの動きが見られ、一時1.1370ドル近辺まで戻した。NY
時間に入って売りが強まり、1.1335ドル近辺まで下落した。ただ、再び21日線
を割り込んでおり、上値の重い展開が見られ、1.15ドルが次第に遠くなって来てい
る印象もある。
 今年のユーロに対して強気に見ていた向きも、再考し始めているようだ。ユーロ圏の
景気減速が予想以上に深刻で、特にドイツ10年債利回りは再びマイナスに向かいそう
な気配を示している。そのような中でユーロも上値が重い。きょうはスイスでダボス会
議が開催されているが、UBSのウェーバー会長は金融政策の正常化は、今回の景気サ
イクルでは完遂されないだろう」と語っていた。ECBによる年内利上げは、経済指標
の悪化で延期される公算は大きくなったとしている。
 ポンドは買い戻しが続き、ポンドドルは一時1.2970ドル近辺に上昇。100日
線の上を維持しており、買い戻しの流れが続いている。目先は先週に上値を拒まれてい
る1.30ドルが意識される展開。EU離脱交渉は依然として不透明な情勢で具体的な
進展は見られていない。しかし市場では、少なくともメイ首相が、合意なき離脱を選択
する可能性は小さいと見ているようだ。可能性としては、2回目の国民投票実施か、3
月末の離脱期限の延長が選択肢が有望と見られている。とりあえず、両方ともポンド買
いの材料ではある。
(ミンカブ)