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NY外国為替中盤=ドル・円は111円台半ば

2017年05月20日(土)01時35分

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日本時間午前1時33分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  111.49 0.00 ( 0.00%) 111.70 / 111.05
ユーロ・ドル 1.1188 + 0.0085 (+ 0.77%) 1.1197 / 1.1097
ポンド・ドル 1.3020 + 0.0082 (+ 0.63%) 1.3036 / 1.2927
ドル・スイス 0.9751 - 0.0048 (- 0.49%) 0.9805 / 0.9740
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 日本時間午前1時1分現在のドル・円は1ドル=111.49円。ドル・円は前日か
らの買戻しの動きが続いていると思われるが、どうも上値は重い。111.50円を超
えてくると次第に売り圧力が強まり、いまのところ111.70円付近で息切れするよ
うだ。きのうからこの動きを何度か繰り返している。
 トランプ騒動に対する市場のリスク回避的な雰囲気は落ち着いているようが、為替市
場ではそれが欧州通貨買いにつながっており、相対的なドル売りからドル・円は上値の
重い展開になっている。短期筋の中にはドル・円を売って欧州通貨に乗り換える動きも
あるのかもしれない。
 NY時間の序盤には110円台を再びうかがう動きも見られていたが、米株も続伸し
ており、原油相場も50ドル台を回復する中、下値では押し目買いも入るようだ。
 きょうはブラード・セントルイス連銀総裁の発言が伝わっていた。総裁は「OMCの
想定金利軌道は積極的過ぎる可能性」とやや利上げの慎重ともとれる発言をしていた。
一方、バランスシート縮小には積極的なようで、「始めるべきだ」と述べていた。
 先日も同様の発言をしており、市場の驚きは小さかったようで、発言への反応は限定
的となっている。CMEのFEDウォッチも6月利上げの確率は74%程度と前日の6
4%から上昇している。
 一方、トランプ騒動が落ち着く中、為替市場ではそれが欧州通貨買いが再開してい
る。。ユーロは対ドルで上昇が続いており、1.12ドル目前まで上昇。仏大統領選で
マクロン氏が勝利して以降、欧州の政治リスクへの不透明感が後退している。ドイツで
も秋の総選挙に向けてメルケル首相が優勢となっているようだ。
 そのような中、ECBの出口戦略への期待がユーロを押し上げているが、さすがに急
ピッチの上昇に過熱感も出ており、過熱感を示すテクニカル指標であるRSIは買われ
過ぎの70の水準を上回ってきている。ユーロ・ドルもいまのところ、1.12台には
慎重なようだ。
 ECBの出口戦略への期待が高まる中、量的緩和の拡大ペース縮小により、市場が混
乱する「テーパー・タントラム」の可能性を指摘する声も出ている。2013年にFR
Bが量的緩和の拡大ペース縮小を始めた際には米10年債利回りは一時3%まで急上昇
していた。これと同様の現象が欧州債で発生した場合、利回り格差からユーロは買い圧
力が強まる可能性があるという。
(みんかぶ)