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NY外国為替中盤=ドル売り優勢に

2017年08月12日(土)02時20分

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日本時間午前2時15分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.03 - 0.17 (- 0.16%) 109.40 / 108.74
ユーロ・ドル 1.1829 + 0.0057 (+ 0.48%) 1.1847 / 1.1749
ポンド・ドル 1.3013 + 0.0036 (+ 0.28%) 1.3031 / 1.2940
ドル・スイス 0.9613 - 0.0013 (- 0.14%) 0.9639 / 0.9584
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 日本時間午前2時15分現在のドル・円は1ドル=109.03円。ドル・円は10
9円台前半で推移。朝方発表の米消費者物価(CPI)が予想を下回る内容だったこと
でドル売りが強まり、一時108.75円付近まで下落する場面も見られた。ただ、市
場の気掛かりは北朝鮮問題に対する市場のリスク回避的な動きに集まっており、その動
向を探るうえで前日に引続き米株式市場にらみになっている。
 米CPIの発表を受けて売りが強まったものの、その米株が反発して取引が開始され
ると、ドル・円も追随する形で買戻しが入り109円台に戻す展開となっている。
 ただ、上値は重い。きょうのCPIの発表を受けて年内の米利上げ期待は後退してお
り、CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは12月FOMC
での利上げ確率は40%程度に下がっている。前日は47%程度。
 とはいえ、コアCPIは小幅ながらも4ヵ月連続で前月比増加しており、前年比では
1.7%を維持している。利上げが全くできないというほどの弱さでもなく、この先の
指標を更に確認したいところではある。
 一方、ユーロ・ドルは買戻しが強まっている。CPIの発表を受けユーロ・ドルは買
戻しが強まった。ロンドン時間の1.17ドル台半ばから1.18ドル台を回復し、一
時1.1845ドル付近まで上昇。
 ユーロ高についてECBも頭を悩ませているものと思われる。1.20ドルを超えて
ユーロ高が進むようであればインフレ見通しに確実に影響する。景気回復の兆候が強
まっており、それをもってECBは出口戦略に乗り出そうとしている。しかし、インフ
レに関しては期待が高まりそうな気配はない。米国もインフレ鈍化傾向が見られている
が、ユーロ圏も歩調を合わせるように同様の傾向が見られている。
 現段階ではECBが具体的にユーロ高是正に何らかの行動を取るとの見方は少ない
が、秋にも言及すると見られている出口戦略が市場の期待よりも緩やかな可能性は留意
される。現在の市場のコンセンサスは、現状の月間600億ユーロのペースでの資産購
入を年内まで続け、来年の上半期は月間400億ユーロに購入ペースを縮小することが
コンセンサスとなっている。
(みんかぶ)