経済ニュース速報 RSS

NY外為市況=ドル・円は買戻しが続く

2017年09月14日(木)05時54分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日本時間午前5時49分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.50 + 0.33 (+ 0.30%) 110.69 / 109.91
ユーロ・ドル 1.1885 - 0.0082 (- 0.69%) 1.1995 / 1.1873
ポンド・ドル 1.3209 - 0.0074 (- 0.56%) 1.3329 / 1.3185
ドル・スイス 0.9642 + 0.0038 (+ 0.40%) 0.9661 / 0.9584
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<きょうの材料>
【米国】
生産者物価指数(8月)21:30
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 -0.1%(前月比)
結果 2.4%
予想 2.5% 前回 1.9%(前年比)
結果 0.1%
予想 0.2% 前回 -0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
結果 2.0%
予想 2.1% 前回 1.8%(食品エネルギー除くコア・前年比)
米週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 +588.8万(4億6824万)
ガソリン −842.8万(2億1831万)
留出油 −321.5万(1億4455万)
(クッシング地区)
原油 +102.3万(5905万)
()は在庫総量
※ニュース・発言
米30年債入札結果
最高落札利回り 2.790%(WI:2.787%)
応札倍率    2.21倍(前回2.32倍)
トランプ大統領
・法人税減税を要請する。
・何兆ドルもの資金が国内に還流する。
・自身の税制改革計画では富裕層の減税はない。
・ただし、増税はなく現行と変わらない。
・中間層の減税が焦点。
・法人税を減税し雇用拡大を追い求める。
・中間層と雇用が焦点だ。
9月25日週に米税制改革のアウトラインを公表。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<明日の材料と事前予想>
【英国】
英中銀政策金利 20:00
予想 0.25% 現行 0.25%
【豪州】
雇用者数(8月)10:30
予想 2.00万人 前回 2.79万人
失業率(8月)10:30
予想 5.6% 前回 5.6%
【中国】
小売売上高(8月)11:00
予想 10.5% 前回 10.4%(前年比)
予想 10.4% 前回 10.4%(年初来・前年比)
鉱工業生産(8月)11:00
予想 6.6% 前回 6.4%(前年比)
予想 6.8% 前回 6.8%(年初来・前年比)
【スイス】
スイス中銀政策金利 16:30
予想 -0.75% 現行 -0.75%
【米国】
新規失業保険申請件数(9日までの週)21:30
予想 30.0万件 前回 29.8万件
消費者物価指数(8月)21:30
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.8% 前回 1.7%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 1.6% 前回 1.7%(食品エネルギー除くコア・前年比)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが加速。この日発表になった米生産者物価(P
PI)はインフレ鈍化への懸念を再確認する内容となった。ただ、ドル売りの反応も見
られなかったことから反応が一巡すると、米国債利回りの上昇伴にドル買い戻しが再び
強まっている。ハリケーンと北朝鮮問題への懸念後退による買い戻しの流れが基調とし
て続いているものと思われる。
 また、米議会共和党指導部とホワイトハウスが今月の最終週に税制改革のガイドライ
ンを公表すると発表したことも期待感に繋がっている模様。
 この日発表になったPPIなどインフレ鈍化への懸念は根強く、年内利上げ期待はさ
ほど高まっていないものの、景気の先行きには楽観的な見方が多い。ハリケーンの影響
についても短期的に留まるとの見方は多い。
 ドル・円は110.70円付近まで一時上昇。21日線から上放れの展開が強まって
いるが、目先の上値メドとして意識されていた8月31日高値110.65円水準に到
達している。
 午後になって「モラー特別検察官がソーシャルメディアに捜査の重点を置いている」
と伝わったことから急速に売られる場面も見られたが、この報道に米株や米国債利回り
は、さほど反応しておらず、ドル・円も直ぐに戻した。
 110.65円水準を上抜くようであれば、次は8月16日高値110.95円付近
が意識される。その上は100日線が111円台前半に来ている状況。ただ、明日は米
消費者物価(CPI)の発表が予定されており、その反応次第のところはありそうだ。
 一方、ユーロ・ドルは戻り売りが強まり、1.18ドル台に下落。21日線が1.1
885ドル付近にきているが、その水準を下回る動きも見られている。ロンドン時間ま
で1.20ドル台回復を試す動きが見られていたが、回復できずに失速した格好。前日
のNY時間に買い戻しを入れていた短期筋が1.20手前で利益確定売りを活発に出してい
たとの指摘も聞かれた。
 ポンドもきょうは利益確定売りの展開。この日発表された英雇用統計で平均賃金の伸
びが予想に届かなかったことで上げ一服となったようだ。明日は英中銀金融政策委員会
(MPC)が開催される。政策は据え置きが確実視されており、注目は委員の投票行動
であろう。前回は7対2での据え置きだったが、今週発表の英CPIが強い内容だった
ことで、6対3での据え置きになるとのタカ派な見方も出ている。しかし、本日の平均
賃金のデータからすると今回も、7対2の可能性が高いようだ。
(みんかぶ)