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NY外国為替後半=ドル・円は本日安値圏

2017年11月15日(水)05時49分

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日本時間午前5時45分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  113.38 - 0.24 (- 0.21%) 113.91 / 113.31
ユーロ・ドル 1.1794 + 0.0127 (+ 1.09%) 1.1805 / 1.1662
ポンド・ドル 1.3164 + 0.0048 (+ 0.37%) 1.3187 / 1.3075
ドル・スイス 0.9895 - 0.0068 (- 0.68%) 0.9971 / 0.9882
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 日本時間午前5時45分現在のドル・円は1ドル=113.38円。NY時間の終盤
になって動きは落ち着いていたものの、ドルは本日安値圏での推移が続いている。きょ
うのNY為替市場はドル売りが優勢となった。朝方発表の米生産者物価指数(PPI)
は予想を上回る内容となったものの反応は一時的に留まり、ドル売り圧力が依然として
強い。FRBの利上げ期待は強いものの、米税制改革への不透明感やインフレ鈍化への
懸念がドルの上値を抑えている状況に変化はない。
 ドル・円はNY時間に入って売りが強まり、ストップを巻き込んで一時113.30
円付近まで下落した。21日線を再び割り込む動き。米株式市場の調整が続いており、
ダウ平均が一時160ドル超の下げとなる中、ドル・円も売りが強まった格好。
 トレンドはまだ上昇傾向にあるものの、113円をブレイクしてくるようであれば、
黄色信号が点滅しそうだ。明日は10月の米消費者物価指数(CPI)や小売売上高の
発表が予定されており、その反応が注目される。目先の下値サポートとしては先週の安
値113.10付近が意識される。
 きょうの主役は何と言ってもユーロ。ロンドン時間に発表になったドイツの7−9月
期のGDP速報値が強い内容となったことをきっかけにユーロは買い戻しが強まってい
る。ECBは足元の低インフレから慎重姿勢を強調しているものの、景気回復には自信
を示している。きょうのGDPはそれを裏付ける内容となっておりユーロをサポートし
ている。
 ユーロ・ドルはストップを巻き込んで1.18ドル台まで上昇。一気にショートカ
バーが強まっている。きょうの動きで21日線を回復しているが、米税制改革への不透
明感などもありドルが軟調な中、再びユーロにフローが集まるか明日以降の動きが注目
される。
 ポンド・ドルは1.31ドル台後半に上昇。ドル安の流れの中、ポンド・ドルもNY
時間に入って買い戻しが強まった。ロンドン時間に発表になった英消費者物価指数(C
PI)が予想を下回ったことで売りが強まり、1.3075ドル付近まで急速に下落す
る場面も見られた。
 ただ、ポンド・ドルは1.30ドル台に入ると買いが断続的に出てサポートされる動
きがここ数日続いている。相次ぐ閣僚の不祥事でメイ政権の足元が揺らぐ中、EU離脱
の移行プロセスが年内に合意に漕ぎ着けるのか不安感も根強い。ポンドに対する弱気な
見方も多い中で、きょうの予想を下回る英CPIはポンド売りには絶好の材料であった
ようにも思われる。しかし、きょうもサポートされており、警戒感の割にはポンドは意
外に底堅い印象だ。
(みんかぶ)