経済ニュース速報 RSS

NY外国為替後半=タカ派もドル失速

2018年06月14日(木)05時01分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日本時間午前5時0分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.30 - 0.07 (- 0.06%) 110.85 / 110.27
ユーロ・ドル 1.1790 + 0.0045 (+ 0.38%) 1.1801 / 1.1726
ポンド・ドル 1.3377 + 0.0005 (+ 0.04%) 1.3390 / 1.3308
ドル・スイス 0.9855 - 0.0013 (- 0.13%) 0.9895 / 0.9841
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 日本時間午前5時0分現在のドル円は1ドル=110.30円。きょうのNY為替市
場、午後になって発表になったFOMCがタカ派な内容だったことから発表直後はドル
買いが強まった。大方の予想通り0.25%の利上げを実施してきた。これ自体は既に
織り込み済みだが、最注目だったFOMCメンバーの金利見通しで、年内あと2回の利
上げに上方修正されていた。貿易問題など不透明な要素も抱えていることから、FRB
は慎重との見方も少なくなかったことから、ドルにとってはポジティブ・サプライズと
なった模様。
 しかし、その後にドルは失速している。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)
が、米政府は適用が猶予されていた中国への関税措置を早ければ金曜日にも実施する意
向と伝わったことがドルの戻り売りを強めた。猶予期間の満期を向かえる中、トランプ
大統領の承認待ちの状況になっているという。
 ドル円はFOMC発表直後に買いが強まり一時、110.85円付近まで上昇してい
る。しかし、その後の中国への関税措置の報道で一気に売りが強まりFOMC発表直前
の水準に戻している。上に往って来いの展開となった。いずれにしろ、今回のFOMC
を通過して200日線の水準を維持できるか、明日以降の動きが注目される。
 一方、ユーロドルはFOMC発表直後に1.17ドル台前半まで下落。その後は買い
戻しが強まり1.18ドルちょうど付近まで戻す展開となっている。
 ユーロに関しては明日のECB理事会が要注目。今回は量的緩和(QE)終了が議論
されるものと期待されている。しかし、今回は現在の資産購入プログラムが終了する9
月よりあとの具体策までは発表されないとの見方が多い。発表は7月になると見られて
いる。ただ、声明やドラギ総裁の会見で何らかのヒントが示されるか注目しているよう
だ。
 9月よりあとの資産購入については、購入ペースを現在の月間300億ユーロから縮
小して12月まで継続し、年内に終了というのがメインシナリオとなっている。景気回
復に伴う刺激策後退もあるが、市中に残存している国債が少なくなっており、テクニカ
ル的な問題からも、年内には終了する必要があると見られている。
 ポンドもFOMC後は下に往って来いの展開。ポンドドルは1.33ドル台前半まで
下落したものの、1.33ドル台は維持されている。
(みんかぶ)