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NY外為市況=114円台に上昇

2021年10月16日(土)05時34分

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日本時間午前5時29分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  114.29 + 0.61 (+ 0.54%) 114.46 / 113.65
ユーロ・ドル 1.1600 + 0.0003 (+ 0.03%) 1.1619 / 1.1588
ポンド・ドル 1.3741 + 0.0068 (+ 0.50%) 1.3773 / 1.3668
ドル・スイス 0.9228 - 0.0006 (- 0.06%) 0.9264 / 0.9222
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<きょうの材料>
【米国】
小売売上高(9月)21:30
結果 0.7%
予想 -0.2% 前回 0.9%(0.7%から修正)(前月比)
結果 0.8%
予想 0.5% 前回 2.0%(1.8%から修正)(コア・前月比)
輸入物価指数(9月)21:30
結果 0.4%
予想 0.6% 前回 -0.3%(前月比)
結果 9.2%
予想 9.4% 前回 8.9%(9.0%から修正)(前年比)
ニューヨーク連銀製造業景気指数(10月)21:30
結果 19.8
予想 25.0 前回 34.3
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(10月)23:00
結果 71.4
予想 73.1 前回 72.8
企業在庫(8月)23:00
結果 0.6%
予想 0.6% 前回 0.6%(0.5%から修正)(前月比)
米国、ワクチン接種済み外国人旅行者の渡航制限を11月8日に解除
 米国はワクチンを接種した国外からの旅行者を対象に、11月8日に渡航制限を解除
する。この措置は、渡航制限に関する方針変更としてはパンデミックの初期以来で最も
大きなものとなる。今回導入される新たな制度では、ワクチン接種済みで渡航前の72
時間以内に検査で陰性が証明されれば、接触者追跡情報の共有を条件に米国行きの航空
便に搭乗できる。ワクチン未接種の外国人については、大半の場合において入国が禁止
される。ワクチン未接種の米国人に関しては、検査で陰性となる必要がある。
英保守党のエーメス下院議員が刺殺される
 英保守党のエーメス下院議員がきょう、男に刺され死亡した。エーメス氏はエセック
スで開かれた有権者との集会に出席中だった。警察はこの男を逮捕。逮捕されたのは2
5歳の男で、単独犯とみている。凶器とみられる刃物は現場から回収された。今回の事
件がテロかどうかについて警察は「予断をもたない」としている。
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
実質GDP(第3四半期)11:00
予想 5.0% 前回 7.9%(前年比)
鉱工業生産(9月)11:00
予想 3.8% 前回 5.3%(前年比)
予想 12.2% 前回 13.1%(年初来・前年比)
小売売上高(9月)11:00
予想 3.5% 前回 2.5%(前年比)
予想 16.3% 前回 18.1%(年初来・前年比)
【米国】
設備稼働率(9月)22:15
予想 76.5% 前回 76.4%(前月比)
鉱工業生産指数(9月)22:15
予想 0.2% 前回 0.4% (前月比)
ミネアポリス連銀総裁が講演
カンザスシティ連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場、ドル円はやや伸び悩だものの、114円台まで上げ幅を拡大
した。きょうも米株が堅調に推移していることから、ドル高というよりも円安がドル円
をサポートしている。過熱感はあるものの、下値でしっかりと支えられたことから、
ショート勢も巻き返しを余儀なくされたようだ。また、テクニカル勢も参戦している模
様。来週以降、心理的節目の115円を試すか注目の展開となってきている。
 FRBは11月にも資産購入ペース縮小を開始しそうな情勢だが、購入ペースの縮小
自体がドルに直接的な影響を与える可能性は低いとの声も聞かれる。資産購入ペース縮
小がドル高の要因というよりもむしろ、ドル高の流れと一致する可能性があるという。
 FRBの資産購入ペース縮小が過去の事例ほど他の先進国の中銀と分岐していないこ
とが要因の1つとして挙げられる。他の先進国の中銀が、FRBに先んじて、または、
それに沿って金融政策の緩和策解除に動き始めているためだという。
 ユーロドルは買い戻しが一服したものの、1.16ドル付近は維持している。1.1
5ドル台に入ると買いオーダーも出るようだ。今週のユーロドルは心理的節目の1.1
5ドルを維持したことから、週後半になって買い戻しの機運が高まっている。きょうも
戻り売りに押されているものの、リバウンドの兆候は残しているといった状況だ。
 ただ、ECBが慎重姿勢を堅持していることから、ユーロに弱気な見方は多く、上値
での戻り売りを推奨する向きも多い。本日の21日線は1.1630ドル付近に来てい
るが、その水準には慎重さも見られる。市場は、ECBはパンデミック緊急購入プログ
ラム(PEPP)が終了した後も資産購入プロフラム(APP)の枠を拡大して柔軟性
を持たせる案が有力視されている。しかし、きょうのビルドワドガロー仏中銀総裁の発
言からは必ずしもそうではないようだ。同総裁はPEPP終了後に、柔軟性を持たせる
手段は様々あり、必ずしもAPPである必要はないとの見解を示していた。ただ、いず
れにしろ、しばらく緩和姿勢は継続の方向ではある。
 ポンドドルはリバウンドの流れが加速し、きょうは1.3775ドル近辺まで一時上
昇。北アイルランド議定書を巡ってEUとの交渉が再開しているが、想定通りに協議は
難航しているようだ。英国側の交渉責任者であるフロスト英首席交渉官は「双方に大き
な隔たりがある」と語っていた。
 ただ、ポンドは英中銀の早期利上げ期待を背景に力強い動きを続けており、ポンドド
ルは21日線を上放れる動きが続いている。インフレ期待を反映する英10年債のブ
レークイーブン・レートは4.02%と、13年ぶりの高水準に達している。先月発表
された8月の英消費者物価指数(CPI)は前年比3.2%と、上げ幅は過去30年余
りで最大だった。インフレ懸念を背景に短期金融市場では英中銀の年内利上げを織り込
みつつあり、ポンドの翌日物スワップは12月の利上げ開始を織り込んでいる状況。
 ただ、早期利上げに関して英政策委員の中では意見も分かれている節もあり、最強硬
派のソーンダース委員は市場が想定以上に早期利上げを織り込んだのは適切との考えを
示唆していた一方、テンレイロ委員はエネルギーと半導体の価格上昇に対応するために
利上げを行うのは、インフレ上昇が短命な場合、自滅するだろうと語っていた。いすれ
にしろ、主要国の中銀の中では英中銀が最も利上げが早いと見られている。
MINKABU PRESS