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東ティモールにおける幼稚園建設プロジェクト

プロジェクトの背景・概要

国際NGOプラン・インターナショナルは、東ティモールで2001年に活動を開始して以来、乳幼児の健全な発育促進、教育機会の増進、子どもの保護、青少年の能力開発など多岐にわたる分野で、住民参加型の地域開発活動に取り組んでいます。


人間開発報告書2014出典によると東ティモールは、人間開発指数が187か国中128位と非常に低く、世界で最も貧しい国の一つです。特に農村部は、険しい地形と雇用機会の不足による慢性的な貧困状態に苦しんでいます。貧困ライン以下(1日1.25米ドル未満)で暮らす人々が、2001年は全人口の36%だったのに対し2011年は52%と、経済的な困窮は厳しさを増しています。また、1世帯あたりの子どもの人数は平均5.8人と多く、実に5歳未満の子どもの54%が食糧不足による発育不良に陥っています。

2010年、東ティモール政府が国家就学前教育局(National Dictorate of Pre-school Education)を設置した結果、2002年には国内に57しか登録されていなかった幼稚園が2013年には236(私立150、公立86)に増加しました。しかしながら、登録されていない幼稚園は、政府の財政的支援は受けられません。また、教師の養成トレーニングおよび資格が確立されていないので、教師の質は低い水準に留まっています。さらに、長距離通学、危険な学習環境、保護者の就学前教育の重要性に対する知識不足、貧困、教材の不足などが、低い就学率および出席率の原因となっています。

前述の状況を改善するため、本プロジェクトは、東ティモールの3村(アイレウ県トフメタ村、アイナ口県マウラウ村とバリボ村)に幼稚園(男女別トイレ付き1棟)を建設し、適切な就学前教育を提供を目指しました。

幼稚園建設完成

 

■支援事業による効果

トイレと給水設備を備えた新しい園舎が完成し、子どもたちが安全に学び、遊べる就学前教育の環境が整備されました。園舎の完成によりたくさんの児童が幼稚園に通えるようになり、今後さらに幼稚園入園者の増加が見込まれます。

■支援事業終了後の持続性

事業開始当初から事業内容に関して学校関係者、保護者、自治体関係者を含む地域の人々にプロジェクト概要について説明を行い、彼らの積極的な協力を促してきました。その結果、幼稚園の建設のための敷地は、トフメタ村ではコミュニティが提供、マウラウ村とバリボ村では、小学校の敷地の一部を使用することが決定しました。
また幼稚園建設工事も主に地域住民が担って頂くことが決まり、子供たちだけでなく住民の間にもこれが "私たちのプロジェクトだ"という感覚が共有されています。

現地の声

 

「お友だちと遊べるので、ようちえんに行くのが大好きです。 きょうはようちえんで、お絵かきの時間に、おうちの絵をかきました。 ぼくは数をかぞえるのもとくいです」
(イマージロ/ 園児)

「幼稚園で開催されている保護者向けの子育て講座に毎月参加しています。子どもたちを幼稚園に通わせること、そして子どもたちが幼稚園で学んだことを家でも振り返り、学びが定着するように親が支援することの大切さを学びました。毎朝子どもを水浴させ、服を着せて、幼稚園に連れて行きます。子どもたちが帰ってきて、幼稚園でしたことを話してくれるのを聞くのが楽しみです。夕方には、私も夫も子どもたちと一緒に歌ったり、本の読み聞かせをしたり、子どもたちと一緒に学ぶ時間を作るようにしています」
(ロレンサ・ファティマ・ソアレス / 保護者)

「村に新しい幼稚園が完成しました。家から近く、子どもたちが容易に通えるようになり、保護者の心配がなくなりました。多くの保護者が自ら積極的に子どもの送り迎えを行っていますし、幼稚園で行われている様々な活動にも参加しています。私たちの村では、とくに村議会が本プロジェクトの幼稚園建設活動を全面的に支援しました。たとえば村議会から住民たちに、建設工事への参加と協力を呼びかけました。また、保護者に対して、幼稚園の維持管理をすること、そして子どもたちを幼稚園に通わせるよう働きかけました」
(マヌエル・ソアレス・ティルマン / トフメタ村村長)

「学習教材や玩具が幼稚園に支給され、とても嬉しく思っています。子どもたちは本当に喜んでいますし、全員に行き渡るだけの十分な数があるため、言い争いや喧嘩も起こりません。男の子と女の子が一緒に遊んでいること、そして同じ玩具を共有しているのが、とても良いことだと感じています。子どもたちに人気なのは、おもちゃの車、組み立てブロック、外でのボール遊びです」
(アグスタ・マーティンズ / 保育士)

「本プロジェクトに参加し、幼稚園建設工事を手伝うことができてよかったです。幼稚園が完成し、私の子どもたちも通わせることができるようになりました。幼稚園で学び、遊ぶことは、彼らの成長に良い影響を与えています。私には子どもが2人いますが、ひとりは幼稚園に通っており、もうひとりは小学校に進学しました。 この度、ヒロセ通商株式会社様が、新しい園舎だけでなく、ソーラーパネルと雨水集水装置を支給してくださったことにも大変感謝しています。子どもたちは清潔な水が利用できるようになり、教室とトイレでは照明が利用できるようになりました。 多くの住民がプロジェクトに貢献したいという意思を持ち、自発的に建設工事に協力しました。そのせいか、私たちは皆、これが本当に "私たちのプロジェクトだ"という感覚を共有しているように思います」
(アダオ・ソーレス / 保護者)

 


※写真提供:プラン・インターナショナル

学校建設プロジェクト

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