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ミャンマーにおける学校建設支援プロジェクト

プロジェクトの背景・概要

ワールド・ビジョンはタバウン郡区で2003年よりタバウン地域開発プログラムを実施し、教育、保健、生計向上支援に取り組んでいます。 支援対象地のセイン・チー村はタバウン郡区の中心から20kmに位置する、人口214人(44世帯)の小さな村です。 住民は少数民族のひとつであるカレン族で、農業や畜産、林業で生計を立てています。


セイン・チー村には学校がなく、子どもたちは森や渓谷を30分以上かけて歩き、隣村の小学校まで通っています。 危険な深い谷を毎日渡らねばならず、通学路の安全性を危惧して学校へ行くことをあきらめざるを得ない子どももいます。 村の子どもたちが通学のために危険を冒すことなく、安全で安心な学習環境のもとで教育を受けることができるよう、セイン・チー村の住民たちは自分たちの村に小学校を建てることを切望してきました。村に住む子どもたちには、安全な学習環境のもとで5年間の初等教育をしっかり受けることが、何より必要とされています。 本事業は、タバウン郡区セイン・チー村に小学校を新設し、安心・安全な学習環境を整えることで、村落地域の子どもたちが適切な初等教育を受けることを可能にし、教育を通じて子どもたちの成長を育むことを目指しています。

学校建設完成

 

校舎1棟を建設し、トイレおよび地下水くみ上げ式の水施設を設置しました。 トイレは、男女各1室とバリアフリー型1室の全3室、および手洗い場を備えています。 またワールド・ビジョンのスタッフの働きかけにより、村の代表者や保護者など12名からなる学校運営委員会が、学校の維持運営組織として設立されました。

■子どもたちが安心して通学できるようになりました

近隣の村の小学校へ通っていた際は、子どもたちは雨期にはずぶ濡れになりながら険しい谷を渡らねばならず、安心できる通学環境ではありませんでした。 新しい小学校の開設により、子どもたちは毎日安全に通学できるようになり、放課後には校庭で友だちと思う存分遊ぶ時間も持てるようになりました。 子どもたちからは「学校へ行くのが楽しい」との声が多く聞かれるようになっています。

■衛生的な学習環境が確保されました。

トイレと手洗い場が整備されたことで衛生的な環境が確保され、子どもたちが感染症のリスクから守られるとともに、学校生活の中で衛生的な習慣を身につけることができるようになりました。 子どもたちが手洗いや歯磨きなどの衛生的な習慣を学校で学ぶことで、家庭やコミュニティへの波及効果も期待できます。 また、学校のトイレの整備が中途退学率の改善に役立つことは、世界的にも広く指摘されています。衛生設備の設置によって、子どもたちがより学業に集中する効果が期待されます。

■ 子どもたちの学習意欲が高まっています

必要な教材が整備され、適正な学習環境が整ったことで子どもたちの学習意欲は高まっており、今後の習熟レベルの深まりが期待されます。

■保護者や住民たちが積極的に学校運営に関わっています

小学校の設立は、セイン・チー村の住民たちの長年の願いでした。 ワールド・ビジョンのスタッフの支援によって「学校建設ワーキング・グループ」が住民によって作られ、グループのメンバーたちは建設資材を運搬する道の整備を行いました。 また村の住民たちは遠隔地から赴任した教員向けに2つの田畑を割り当て、そこから採れる米や燃料用木炭を教員たちに提供するなど、村をあげて学校運営を支援しています。

現地の声

 

僕は8人兄弟の6番目です。5人の兄姉は小学校には行っていましたが、卒業できなかったり、中学校には進めなかったりしました。僕はこの新しい学校でしっかり勉強をして、将来は先生になりたいです。去年までは他の村の学校へ行っていましたが、道が悪く、大雨の時は教科書も服もびしょぬれになって大変でした。でも僕の村にこの小学校ができたので、弟たちはそんな目にあわずに、もっと勉強する機会を持てると思います。この小学校のおかげで、きっとこれからは、僕の村には教育を受けた人たちがもっと増えていくと思います。
(4年生(10歳)のソウくん)

新しい学校の建物の中で、僕はトイレが一番好きです。個室が3つもあって、とても頑丈で、デザインもいいと思います。この新しい小学校に通うことができて本当にうれしいです。
(3年生(9歳)の男の子)

私はエーヤワディ管区の別の地域から、この学校に赴任してきました。大学で農業を学びましたが、子どもの頃の教師になる夢が忘れられず、教職に応募したところ、この真新しい小学校に赴任が決まりました。私はビルマ民族の出身なので、民族も言語も違う、カレン族が多い村に行くことに不安もありましたが、今はセイン・チー村の人たちと一緒に暮らすことを楽しんでいます。 生徒の中には経済状況の厳しい家庭の子どもも何人かおり、それでも保護者たちが苦労して子どもを学校に通わせているのを見ると、教師として身の引き締まる思いがします。異なる民族の言語で教えるのは大変なことも多いですが、教師になることは私の夢だったので、より良い教え方を習得し、村の子どもたちのために最善を尽くしていきたいと思っています。この学校を通じて子どもたちに教育の機会を作ってくださった、ヒロセ通商株式会社様のご支援に心から感謝いたします。
(ウー・パイ・ピヨ・アウン先生)


※写真提供:国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン

学校建設プロジェクト

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