12月18日に発生した障害につきまして原因等について下記の通りご報告いたします。
日次処理終了後に実施される取引を開始するためのバッチ処理において各アプリケーションサーバからOracleデータベースサーバへアクセスする際にOracle内でのキューイング件数が増加することによりOracle内部での待ちが発生しました。この待ちの間に発生した各サーバからのセッション接続要求がタイムアウトとなり接続エラーになったことで日時処理の実施に時間がかかってしまい日次処理が通常より長くかかってしまいました。
また、一部通貨ペアにおいて成行新規注文が発注できなかった原因は、上記の障害により日次処理終了後の取引開始の電文内容をデータベースに書き込む際にエラーとなったことで、取引可能とするステータスがオープンにならなかったため一部通貨ペアにおいて成行新規注文を発注できない事象が発生しました。但し、正常に処理された電文もあったため、一部通貨ペアのみ同事象が発生しておりました。
なお、上記障害についての対応としてすでにプログラムの改修を実施しております。
このたび発生した障害によりご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。