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2024年09月06日(金)22時31分

NY外国為替序盤=米雇用統計で上下動

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日本時間午後10時30分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  143.31 - 0.14 (- 0.10%) 144.01 / 142.01
ユーロ・ドル 1.1097 - 0.0014 (- 0.13%) 1.1155 / 1.1082
ポンド・ドル 1.3177 - 0.0003 (- 0.02%) 1.3238 / 1.3155
ドル・スイス 0.8456 + 0.0016 (+ 0.19%) 0.8465 / 0.8375
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 日本時間午後10時30分現在のドル円は1ドル=143.31円。きょうのNY為
替市場、先ほど発表の8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)は予想を下回
る伸びとなり、前回分も下方修正された。それを受けてドル円は、ロンドン時間に引き
続き一旦142円ちょうど付近まで売りが強まったが、動きが一巡すると買戻しも見ら
れ143円台まで戻す展開となっている。
 NFPは米労働市場の軟化を示したものの、米株式市場や米国債市場は比較的落ち着
いた反応を見せており、市場が警戒していた8月初旬の米雇用統計発表後のようなリス
ク回避の雰囲気も広がっていないことから、ドル円も値ごろ感の買い戻しが出ているも
のかもしれない。
 今回の米雇用統計を受けて短期金融市場では、今月のFOMCでの利下げへの見方が
完全に二分しており、0.50%ポイントの大幅利下げの確率は50%まで高まった。
ただ、エコノミストからは0.25%ポイントの基本シナリオで変わらないとの見方も
出ている。平均時給の伸びが予想を上回っており、失業率も予想通りではあったものの
前回から低下している。利下げは確実だが、利下げ幅については何とも言えない内容で
はあった。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
6日(金)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS