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米東部時間午後4時24分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 43408.47 + 139.53 (+ 0.32%) 43465.77 / 43074.86
ナスダック総合指数 18966.14 - 21.33 (- 0.11%) 18974.91 / 18724.39
S&P500 5917.11 + 0.13 (+ 0.00%) 5920.67 / 5860.56
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きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反発。終値はダウ工業株30種平均が
139.53ドル高の4万3408.47ドル、ナスダック総合指数が21.33安の
1万8966.14、S&P500が0.13高の5917.11。
取引開始直前にウクライナ軍が英国製の巡航ミサイル「ストーム・シャドー」をロシ
ア領内の軍事目標に初めて発射したと伝わった。米株式市場も前半はネガティブな反応
を見せ、IT・ハイテク株中心に売りが強まった。ただ、ウクライナ情勢については今
回も静観を決めたようで、終盤に買い戻されている。
市場は、本日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算を待っており、投資家たちは今回
も予想を上回る決算を期待していた。先月フアンCEOが「異常」と表現した次世代A
Iチップ「ブラックウェル」の需要に関する詳細を求めている。ブラックウェルについ
てはサーバーラックの放熱の問題で設計変更をサプライヤーに要請と伝わっていたが、
それについても何らかの説明があるか注目しているようだ。
ストラテジストからは「オプション取引は、今回のエヌビディアの決算が12月のF
OMC以上に年内で最も重要な材料になることが示唆されている」との指摘も出てい
た。
一方で「個々の企業の業績によって市場全体が動くこと自体、ある種の脆弱性を示し
ている」との声もあるようだ。「業績が好調であること、大幅な増益であることだけで
十分なのか、発表の1つ1つに注目している」という。
ディスカウントストア2位のターゲット<TGT>が大幅安。取引開始前に8-10月
期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高、売上高とも予想を下回ったほか、1株
利益も予想を大きく下回った。ガイダンスも公表し、年末商戦の第4四半期の1株利益
が予想を下回ったほか、通期についても1株利益の見通しを下方修正した。在庫の積み
増しが収益性を損なった。
オンライン損保のレモネード<LMND>が上昇。アナリストが投資判断を「中立」に引
き上げた。目標株価は42ドル。
電気自動車(EV)のバンを手掛けるワークホース<WKHS>が決算を受け大幅安。1
株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も減収を記録し、予想も大きく下回っ
た。
キッチン・インテリア用品のウィリアムズ・ソノマ<WSM>が決算を受け大幅高。既
存店売上高が予想ほどの減収とならなかったほか、1株利益が予想を上回った。通期の
ガイダンスも公表し、売上高見通しのレンジをやや上方修正している。また、10億ド
ルの新たな自社株買いも承認した。
測定器を手掛けるキーサイト・テクノロジー<KEYS>が決算を受け上昇。1株利益、
売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスでも、予想を上回る1株利益およ
び売上高の見通しを示した。
ターゲット<TGT> 121.72(-33.16 -21.41%)
レモネード<LMND> 46.58(+6.44 +16.04%)
ワークホース<WKHS> 1.05(-0.17 -13.93%)
ウィリアムズ・ソノマ<WSM> 175.04(+37.80 +27.54%)
キーサイト<KEYS> 165.48(+13.35 +8.78%)
アップル<AAPL> 229.00(+0.72 +0.32%)
マイクロソフト<MSFT> 415.49(-2.30 -0.55%)
アマゾン<AMZN> 202.88(-1.73 -0.85%)
アルファベットC<GOOG> 177.33(-2.25 -1.25%)
テスラ<TSLA> 342.03(-3.97 -1.15%)
メタ<META> 565.52(+4.43 +0.79%)
AMD<AMD> 137.60(-1.79 -1.28%)
エヌビディア<NVDA> 145.89(-1.12 -0.76%)
イーライリリー<LLY> 753.41(+23.68 +3.25%)
MINKABU PRESS