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午後8時13分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.06 - 0.40 (- 0.27%) 148.48 / 147.65
ユーロ・ドル 1.1107 + 0.0020 (+ 0.18%) 1.1125 / 1.1085
ポンド・ドル 1.3208 + 0.0032 (+ 0.24%) 1.3220 / 1.3170
ドル・スイス 0.8415 - 0.0041 (- 0.48%) 0.8461 / 0.8396
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米東部時間午前7時13分のドル円は148円付近での取引。東京朝方の148.4
8金辺を高値に売られ、東京午後には147.65近辺まで下押しされた。ロンドン時
間に入ると下げも一服し148円台を回復する動きになっている。ただ、上値追いの勢い
はなく、買戻しの範疇にとどまっている。
ユーロドルは1.11付近での取引。東京早朝の1.1085近辺を安値にロンドン
朝方にかけては1.1124近辺まで上昇した。前日のドル高相場に調整が入ってい
る。ただ、ロンドン時間には買いも一服しており、1.11付近へやや押し戻されての
揉み合いに。ユーロ円は下げ渋り。東京午前に164.69近辺から164.13近辺
まで下押しされたあと、164円台前半でじり高となっている。対ポンドではややユー
ロ売りに押されている。エスクリバ・スペイン中銀総裁やマクルーフ・アイルランド中
銀総裁からは、米関税をめぐる不確実性が高まるなかで、中心シナリオに固執すること
なく機動的な対応が必要との意見が示されていた。独ZEW指数は予想を上回る数字と
なったが、ユーロ相場は反応薄だった。
ポンドドルは1.32付近での取引。東京早朝の1.3170近辺を安値に買いが継
続。ロンドン序盤に1.3220近辺まで高値を伸ばした。その後も1.32台を維持
するなど底堅く推移している。ポンド円は東京市場の下げを戻す動き。195円付近か
ら195.64金辺まで反発している。ユーロポンドは0.8427から0.8403
へと軟化しており、ややポンド買いが優勢になっている。ピル英中銀チーフエコノミス
トは、根強いインフレ圧力を警戒し、「消費者物価指数を目標に確実に戻すための金融
政策の対応には、より粘り強さが必要かもしれない」として政策金利の高止まりを示唆
した。
minkabu PRESS