2日の東京株式市場は大きく売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比355
円安の3万9631円と続落。
日経平均は前日に6日ぶりに反落し、下げ幅も500円あまりに達し4万円大台を割
り込んだが、きょうも主力銘柄など中心に利益確定の売り圧力が拭えず、下値を探る展
開が続いている。前日の米国株市場でハイテク株に目先買い疲れ感が出ていることや、
外国為替市場でドル安・円高傾向に振れていることが逆風となっている。また、直近ト
ランプ米大統領が日本に対する関税を引き上げる可能性に言及しており、これも自動車
セクターなどを中心に投資家のセンチメントを冷やしている。
出所:MINKABU PRESS