きょうの欧米市場の注目材料としては、7月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値が
発表される。大方の予想は61.5となっており、前月の60.7を上回り、2カ月続
けて上昇するとみられている。今のところトランプ米政権の関税措置による物価押し上
げ圧力は当初懸念されていたよりも限定的となっている。そうしたことが影響して、7
月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値が予想を上回るようであれば、ドルが買われる
可能性がある。
また、日本時間午後9時半には6月の米住宅着工件数も発表される。大方の予想は年
換算130万戸となっており、前月の同125万6000戸を上回るとみられている。
MINKABU PRESS