12日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比277円高
の4万2098円と続伸。
前日の欧州株市場では独DAXや仏CAC40が利益確定の売りに押されたほか、米
国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落した。ただ、東京市場では
引き続き旺盛な個別株物色意欲を背景に日経平均株価は上値指向が強い。終値で7月2
4日の年初来高値4万1826円の更新が目前だが、前日から外国為替市場でドル高・
円安方向に振れていることなども追い風に、昨年7月につけた史上最高値4万2224
円の奪回も視野に入りそうだ。ただ、日本時間今晩に7月の米消費者物価指数(CP
I)の発表を控えており、買い一巡後は伸び悩む可能性もある。
出所:MINKABU PRESS