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米東部時間午後0時1分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 45928.68 - 179.32 (- 0.39%) 46077.14 / 45893.77
ナスダック総合指数 22114.85 + 71.78 (+ 0.33%) 22150.41 / 22031.62
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きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。前日比は、ダウ工業株30種平均が17
9.32ドル安の4万5928.68ドル、ナスダック総合指数が71.78高の2万
2114.85、S&P500が3.29安の6584.18。
今週のインフレ指標と先週からの雇用指標を経て、市場は来週のFOMCでの利下げ
を確信している。ただ、一部で観測されている0.50%ポイントの大幅利下げはない
と見られているようだ。その確率は10%以下となっている。
FRBの利下げ再開への期待を背景に米株式市場は最高値を更新しているが、期待通
りに利下げを再開したとしも反応は限定的になるのではとの見方が出ている。パウエル
議長が、8月のジャクソンホールでの講演で利下げの可能性を事実上示唆して以来、S
&P500先物は2.5%超上昇している。これは既に0.25%ポイントの利下げを
織り込んでいるとも解釈でき、伝統的な「噂で買い、事実で売る」の展開に向かう可能
性もあるという。
いずれにしろ、本日は来週のFOMC待ちの雰囲気が広がっている。
家具インテリア販売のRH<RH>が決算を受け下落。通期の見通しを下方修正した。
トランプ関税による影響が拡大し、季節カタログの発行が遅延したことを理由に挙げて
いる。
サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が上昇。エヌビディア<NVDA>のブラックウ
ェル・ウルトラのソリューションの提供開始を発表した。
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。アナリストが投資判断
を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の200ドルから175ドルに引き下げた。
アパレルやアクセサリのレンタルを手掛けるレント・ザ・ランウェイ<RENT>が決算
を受け大幅安。戦略の成果が出始めているものの、関税対応の値上げで解約増が懸念さ
れるとの指摘も出ている。
ビール製造のモルソン・クアーズ・ビバレッジ<TAP>が下落。アナリストが投資判
断を「売り」に引き下げた。米国のビール市場に好材料を見出せないと指摘している。
マイクロン・テクノロジー<MU>が本日も買われており、8日続伸。155ドル台ま
で上昇。データセンター市場における成長期待から強気な見方が広がっている。目先は
昨年の高値157.53ドルを試しに行くか注目される。
RH<RH> 218.62(-9.50 -4.16%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 45.39(+1.44 +3.28%)
アプライド<AMAT> 167.95(-2.20 -1.29%)
レント・ザ・ランウェイ<RENT> 5.72(-2.17 -27.54%)
モルソン・クアーズ<TAP> 48.33(-0.80 -1.63%)
マイクロン<MU> 157.06(+6.49 +4.31%)
アップル<AAPL> 234.16(+4.13 +1.80%)
マイクロソフト<MSFT> 511.16(+10.15 +2.02%)
アマゾン<AMZN> 229.10(-0.85 -0.37%)
アルファベットC<GOOG> 241.09(+0.31 +0.13%)
アルファベットA<GOOGL> 240.60(+0.23 +0.10%)
テスラ<TSLA> 392.33(+23.52 +6.38%)
エヌビディア<NVDA> 177.75(+0.58 +0.32%)
メタ<META> 750.35(-0.55 -0.07%)
AMD<AMD> 157.86(+2.19 +1.40%)
イーライリリー<LLY> 748.79(-7.49 -0.99%)
MINKABU PRESS