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直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 147.95 - 0.05 (- 0.03%) 148.28 / 147.20
ユーロ・ドル 1.1746 - 0.0042 (- 0.36%) 1.1793 / 1.1729
ポンド・ドル 1.3472 - 0.0083 (- 0.61%) 1.3560 / 1.3463
ドル・スイス 0.7955 + 0.0031 (+ 0.39%) 0.7966 / 0.7916
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<きょうの材料>
※経済指標
【カナダ】
小売売上高(7月)21:30
結果 -0.8%
予想 -0.8% 前回 1.6%(1.5%から修正)(前月比)
結果 -1.2%
予想 -0.6% 前回 2.2%(1.9%から修正)(コア・前月比)
※発言・ニュース
*米中首脳電話会談
習国家主席
(TIKTOKについて)市場ルールに則った企業間協議を歓迎する
米国に対して、一方的な貿易措置を取らないよう望む
これまでの交渉結果を損なわないようと要請
トランプ大統領
APECで対面での会談を行う
(TIKTOKのディールについて)進展した
中国への訪問、来年の早い時期に
習主席の訪米計画も適切な時期に行う
*ミランFRB理事
(同FOMCでのドットプロットで示された年内大幅利下げの見通し)自身の予想
トランプ大統領は投票の内容について指示していない
トランプ大統領が1月以降も理事であることを要請し、
1月以降の理事を続けるのであれば、CEA委員長を直ちに辞任する
クック理事を含めFOMCのメンバーは自身の理事就任を歓迎してくれた
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)(9月)10:00
予想 3.0% 前回 3.0%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年))
予想 3.5% 前回 3.5%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 5年))
【香港】
消費者物価指数(CPI)(8月)17:30
予想 N/A 前回 1.0%(前年比)
【カナダ】
鉱工業製品価格(8月)21:30
予想 N/A 前回 0.7%(鉱工業製品価格・前月比)
予想 N/A 前回 0.3%(原材料価格指数・前月比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(9月)23:00
予想 N/A 前回 -15.5(ユーロ圏消費者信頼感)
20日(土)
10:30 小泉農相、総裁選出馬会見
22日
10:00 ブロック豪中銀総裁、下院経済常任委員会出席
13:00 自民党総裁選候補者5人による所見発表演説会(党本部)
22:45 NY連銀総裁、加中銀副総裁、英中銀ピル氏、ECBレーン氏、BIS・ECB・SUERF共
催「金融政策枠組み」討論会出席
23:00 ムサレム・セントルイス連銀総裁、米経済および金融政策見通しについて講演
(質疑応答あり)
23日1:00 ナーゲル独連銀総裁、イベント講演
ミランFRB理事、NYエコノミッククラブで講演(質疑応答あり)
バーキン・リッチモンド連銀総裁、イベント講演(質疑応答あり)
ハマック・クリーブランド連銀総裁、クリーブランド連銀主催イベント講演
3:00 ベイリー英中銀総裁、ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)主催イベント
講演
自民党総裁選告示
世界経済フォーラム「持続可能な開発インパクト会議(SDIM)」(NY、26日まで)
ASEAN経済大臣会議(クアラルンプール、28日まで)
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きょうのNY為替市場は朝方ドル高が優勢となった。ドル円は今日の高値となるドル
高が強まり、ドル円は今週の高値を更新する148円28銭まで一時ドル高円安となっ
た。
今日の日銀金融政策会合で、委員のうち2名が利上げを主張したことや、保有ETF
の売却開始を決定したことなどがいったん円買いも、その後の植田日銀総裁会見で今後
の利上げへの姿勢が示唆されなかったことで、一転して円売りとなった。英公共部門ネ
ット負債の予想を超える拡大を嫌気したポンド売りドル買いもドル全面高につながり、
ロンドン市場からNY朝にかけてのドル円の高値トライとなった。
上昇一服後は147円80銭前後まで調整が入り、その後は147.80-148.
00を中心としたレンジ取引に終始した。新規の材料がなく、米FOMCや日銀会合な
どの材料が目白押しとなった今週の取引も終盤になって、週末ばさみのポジションをこ
こから積極的に作りに行くという動きにはならなかった。
ユーロドルはドル高の流れを受けてロンドン午後からNY朝にかけて1.1729を
付けたが、その後1.1760台まで上昇。戻りでは売りが出る展開で、午後は1.1
750を挟んで落ち着いた動きとなった。
ユーロ円は173円80銭前後での推移。日銀後前の174円50銭前後が遠く、直
後の173円50銭割れも試さずと、上下にやや動きにくい展開。
ドル高に加え、英公共部門ネット負債の拡大で財政赤字懸念が広がりポンド売りが出
たポンドドルは、NY朝に1.3460台まで下落。その後1.3500が重くなり、
NY午後は1.3470前後での推移と上値の重い展開となった。
ポンド円は東京午前に200円60銭台を付けるなどの動きが見られたが、日銀会合
で円買いとなり199円台半ばを付けると、その後の英財政赤字警戒のポンド売りにN
Y市場に入って199円22銭まで下げている。
MINKABU PRESS