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2025年10月10日(金)11時59分

東京株式(前引け)=前日比492円安、自民・公明党首会談に関心

 10日前引けの日経平均株価は前日比492円69銭安の4万8087円75銭。前
場のプライム市場の売買高概算は13億733万株、売買代金概算は3兆2570億
円。値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は1477、変わらずは16銘柄だっ
た。
 日経平均株価は反落。前日の米株式市場は、NYダウが243ドル安と4日続落とな
り、ナスダック指数も下落した。米国株が軟調な値動きとなるなか、東京市場も値を下
げてスタートした。日経平均株価は前日に800円を超える上昇で4万8500円台に
乗せ最高値を更新していただけに、高値警戒感も浮上。けん引役となっていたソフトバ
ンクグループ<9984>やアドバンテスト<6857>などが反落した。特にきょうは午後に
自民党と公明党の党首会談が行われる予定で、その結果次第では公明党が連立を離脱す
る可能性もあり警戒感も台頭している。為替相場は1ドル=152円90銭前後で推移
している。なおきょう算出された株価指数オプション10月物の特別清算指数(SQ)
値は4万8779円14銭だったとみられている。
 個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>、レーザーテック<
6920>が安く、フジクラ<5803>や三菱重工業<7011>が軟調。トヨタ自動車<7203>
や日立製作所<6501>が値を下げた。半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、
JX金属<5016>やファナック<6954>、安川電機<6506>が値を上げた。
出所:MINKABU PRESS