19日の東京株式市場は強弱観対立のなかも買い戻しが優勢、寄り付きの日経平均株
価は前営業日比119円高の4万8822円と反発。
前日の欧州各国の市場が軒並み大きく売られたほか、米国株市場でもNYダウ、ナス
ダック総合株価指数ともに下落しており、東京市場でも引き続きリスク回避ムードは拭
えない。ただ、前日は日経平均が先物を絡めた売りで、1600円を超える急落をみせ
一気に4万8000円台まで水準を切り下げた反動もあり、その分下値抵抗力を発揮し
やすくなっている。一方、米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表を控えて
いることで、AI関連や半導体関連株への買いは限定的なものにとどまりそうだ。
出所:MINKABU PRESS