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2025年11月20日(木)17時27分

アジア太平洋株式市況(午後)=総じて上昇、上海株は反落

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午後5時24分現在のアジア太平洋の主要株価指数は下記の通り。

           直近値 前日比 高値 / 安値
中国  上海総合指数 3931.05 - 15.69(- 0.40%) 3967.97 / 3927.51
中国 深セン総合指数 2454.44 - 18.90(- 0.76%) 2492.80 / 2453.25
香港  ハンセン指数 25835.57 + 4.92(+ 0.02%) 26046.76 / 25692.13

韓国  総合株価指数 4004.85 + 75.34(+ 1.92%) 4059.37 / 4001.31
台湾    加権指数 27426.36 + 846.24(+ 3.18%) 27493.63 / 27183.03

豪 ASX200指数 8552.71 + 104.85(+ 1.24%) 8565.10 / 8486.80
印 SENSEX指数 85684.82 + 498.35(+ 0.59%) 85684.82 / 85201.22

シンガポールST指数 4513.37 + 8.15(+ 0.18%) 4526.93 / 4504.00
タイ   SET指数 1285.65 + 13.48(+ 1.06%) 1294.45 / 1278.44
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 20日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。前日の米国株の上昇や米半導体大手エ
ヌビディアの好決算などを背景にアジア株はおおむね買い優勢で推移した。台湾株は
3%超の大幅反発。エヌビディアの好決算を受けて、ハイテク関連株を中心に買いが広
がった。上海株は反落。エネルギー株やハイテク関連株などが売られた。香港株は小反
発。香港株は金融政策を米国に連動させており、米国での早期利下げ期待後退が重石と
なって、上値を抑えられた。

 中国上海総合指数は15.69ポイント安の3931.05ポイント。香港株式市場
でハンセン指数は4.92ポイント高の2万5835.57ポイント。豪州株式市場で
ASX200指数は104.85ポイント高の8552.71ポイント。

 中国大陸市場で上海総合指数は反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯
網、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチ
ャイナ)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、金属採掘会社の紫金鉱業集
団(ズージン・マイニング・グループ)、化学繊維メーカーの恒力石化が売られた。

 香港ハンセン指数は小反発。機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダスト
リーズ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が買われる一方で、領展房地産
投資信託基金(リンクリート)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドッ
ト・コム・グループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、食品加工サ
ービスの万洲国際(WHグループ)が売られた。

 豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のペル
セウス・マイニング、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワン、ソフトウエア会社のワ
イズテック・グローバル、通信会社のテルストラ・グループ、航空会社のカンタス航
空、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが買われた。

MINKABU PRESS