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午後8時45分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 154.84 - 0.39 (- 0.25%) 155.25 / 154.68
ユーロ・ドル 1.1760 + 0.0007 (+ 0.06%) 1.1764 / 1.1744
ポンド・ドル 1.3423 + 0.0047 (+ 0.35%) 1.3427 / 1.3355
ドル・スイス 0.7958 - 0.0004 (- 0.05%) 0.7971 / 0.7952
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米東部時間午前6時45分のドル円は154円台後半での取引。東京朝方の155.
25付近を高値に、東京午後には154.68付近まで安値を広げた。日銀利上げ観測
や米雇用統計を控えた調整や警戒感が円買い圧力となっていた。しかし、ロンドン時間
に入ると下げは一服。154円台後半に下げ渋り、揉み合い商状が続いている。
ユーロドルは1.17台半ばでの取引。ロンドン朝方に1.1744から1.17
64までのわずか20ポイントで振幅をみせたあとはレンジ内での推移が続いている。
ユーロ円は東京市場で182.49付近を高値に181.78付近まで下押しされた。
ロンドン時間には182円台前半に下げ渋ったあとは揉み合いが続いている。米雇用統
計待ちのムードが広がっている。 そのなかで、対ポンドでは軟調に推移している。英
独PMI速報値の強弱感の差に反応した。独ZEW景況感は期待指数が改善も現状指数は悪化
とまちまちの内容だった。
ポンドドルは1.34台前半での取引。ロンドン朝方に発表された8-10月期の英
ILO雇用統計で週平均賃金が予想を上回ったことでポンド買いが広がった。さらに英PMI
速報値が製造業・非製造業ともに強含んだことも支援材料となった。ポンドドルは1.
3355付近を安値に高値を1.3427付近まで伸ばしている。ポンド円は東京市場
での下げを帳消しにしている。ロンドン朝方に206.78付近まで下押しされたが、
英雇用指標発表後には上昇に転じている。ロンドン市場では高値を207.94付近ま
で伸ばし、208円台に迫った。ユーロポンドは0.8796付近から0.8756付
近まで下落。木曜日にはECB理事会と英金融政策委員会(MPC)が金融政策を発表する。
ECBの金利据え置き姿勢に対し英中銀には利下げ観測が広がるなかでこれまでユーロ買
い・ポンド売りが続いてきたが、きょうの経済指標発表をきっかけにポジション調整が
入る面も指摘される。
MINKABU PRESS