--------------------------------------
米東部時間午前11時9分現在
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 48340.36 + 454.39 (+ 0.95%) 48365.93 / 48034.29
ナスダック総合指数 23123.00 + 429.68 (+ 1.89%) 23139.46 / 22906.23
--------------------------------------
きょうのNY株式市場、買いが広がっており、ダウ平均は5日ぶりに反発。一時48
0ドル高近くまで上昇する場面が見られた。IT・ハイテク株も買戻され、ナスダック
も大幅高となっている。前日比は、ダウ工業株30種平均が454.39ドル高の4万
8340.36ドル、ナスダック総合指数が429.68高の2万3123.00。
取引開始前に発表の米消費者物価指数(CPI)は総合指数で前年比2.7%、コア
指数で2.6%と予想外の伸び鈍化となった。FRBの利下げ期待を裏付ける内容とな
ったことから米株式市場もポジティブな反応を見せている。
一方、今回は政府機関閉鎖の影響でデータの信頼性が通常より低い可能性も指摘され
ている。10月分のデータの多くが収集できなかったうえ、11月分も閉鎖の影響で収
集が遅れた。そのため今回は前月比はない。月次の変化が公表されていないため、何が
この結果をもたらしたのか判断しにくい面があるようだ。
ただ、短期金融市場では、来年の2回の利下げ予想で変わっておらず、1月は見送ら
れるものの、次回は3月の利下げとのシナリオが高まっている。
また、IT・ハイテク株の上昇については、前日引け後のマイクロン<MU>の決算が
安心感を与えている模様。予想を大きく上回る1株利益および売上高の見通しを示し、
AI関連からの需要急増と供給不足により、値上げをしやすくなっていることを示唆す
る内容と受け止められている模様。
しかし、AIブームの最前線に立つ企業の高水準の株価や積極投資を今後も正当化で
きるのか、投資家の疑問は根強い。「AIによる売上高や利益、キャッシュフローへの
影響は依然限定的で、熱狂に見合うリターンを本当に生み出せるのかという懸念は根強
くある」との声も聞かれる。
マイクロン<MU> 250.92(+25.40 +11.26%)
アップル<AAPL> 272.07(+0.23 +0.09%)
マイクロソフト<MSFT> 487.33(+11.21 +2.35%)
アマゾン<AMZN> 228.86(+7.59 +3.43%)
アルファベットC<GOOG> 303.92(+5.86 +1.97%)
アルファベットA<GOOGL> 302.53(+5.81 +1.96%)
テスラ<TSLA> 489.40(+22.14 +4.74%)
エヌビディア<NVDA> 175.29(+4.35 +2.54%)
メタ<META> 667.74(+18.24 +2.81%)
AMD<AMD> 203.22(+5.11 +2.58%)
イーライリリー<LLY> 1065.76(+23.97 +2.30%)
MINKABU PRESS