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日本時間午前6時28分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 156.43 + 0.37 (+ 0.24%) 156.57 / 155.75
ユーロ・ドル 1.1746 - 0.0027 (- 0.23%) 1.1780 / 1.1743
ポンド・ドル 1.3467 - 0.0045 (- 0.33%) 1.3531 / 1.3450
ドル・スイス 0.7921 + 0.0031 (+ 0.39%) 0.7924 / 0.7876
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<きょうの材料>
*米住宅価格指数(10月)23:00
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 -0.1%(0.0%から修正)(前月比)
*S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(10月)23:00
結果 1.31%
予想 1.10% 前回 1.39%(1.36%から修正)(前年比)
*シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(12月)23:45
結果 43.5
予想 39.3 前回 36.3
*FOMC議事録
・大半がいずれ追加利下げが適切になる可能性が高いと判断。
・一部は当面は利下げ見送りも適切と認識。
・複数が高インフレが定着するリスクを指摘。
・大半は労働市場のリスクが依然下方に傾斜と判断。
・利下げを支持した一部は据え置きも可能だった。
*日本政府、台湾包囲演習で中国に懸念伝えた
日本政府は中国軍による台湾を包囲する軍事演習について、29日に中国側に懸念を
伝えていたと、共同通信が関係者の情報として報じた。
*ソフトバンクG、オープンAIへの総額400億ドルの投資コミットメント完了
孫正義氏率いるソフトバンクG<9984>は、オープンAIに対する総額400億ドル
の投資コミットメントを完了したと伝わった。
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<明日の材料と事前予想>
【中国】
製造業PMI(12月)10:30
予想 49.4 前回 49.2
サービス業PMI(12月)10:30
予想 49.7 前回 49.5
レーティングドック製造業PMI(12月)10:45
予想 49.7 前回 49.9
【米国】
新規失業保険申請件数(12/21 - 12/27)22:30
予想 21.5万件 前回 21.4万件
大晦日で東京市場は休場
独市場は休場、英欧市場は短縮取引
米債券市場は短縮取引
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きょうのNY為替市場、ドル円は156円台半ばに買い戻された。本日のNY市場は
ロンドンフィキシングにかけてドル高が優勢となり、ドル円を155円台から156円
台半ばまで押し上げている。
午後のFOMC議事録の発表を警戒した動きとも見られていたが、その反応は限定的
となっている。議事録では「大半がいずれ追加利下げが適切になる可能性が高い」と判
断していたことが明らかとなった。ただ、一部には「当面は利下げ見送りも適切」と認
識していたことが示されていた。短期金融市場でも反応は限定的で、1月は据え置きの
確率が85%程度、3月まででも五分五分といった状況に変化はない。
なお、テクニカル勢から、ドル円は弱気のサインが形成されつつあるとの指摘が出て
いる。日足・週足の双方で弱気サインが形成され、日足のオシレーター系も下方向を示
現しているという。月足や四半期ベースではまだ明確な弱気サインは示現していないも
のの、年足では「カラカサ陰線」に似た形状が高値圏で形成されつつあり、過去の動き
から、今後3-5年の間に100円水準を試す可能性も否定できないとの指摘も出てい
る。
ただ、市場での円安志向は依然根強いことも事実。
きょうもユーロドルは1.17ドル台でのレンジ取引に終始しており、次の展開待ち
の状態となっている。21日線の上での推移を維持しており、リバウンド相場を継続し
ているものの、1.18ドル台には慎重といったところ。一方、ユーロ円も上昇トレン
ドを継続しており、185円台をうかがう展開が続いている。
一部からは、ECBの利下げの可能性を市場は過小評価しているとの指摘が出てい
る。欧州経済は2026年に関税の影響をより強く受ける可能性が高いという。ECB
がこれに対応するとまでは予想していないものの、今後12カ月における追加利下げの
可能性について、金融市場は過小評価していると見ているという。
また、ドイツによる財政刺激策は期待外れに終わる公算が大きく、その結果、成長率
はコンセンサス予想を下回ると見ているようだ。
きょうのポンドドルはNY時間に入って戻り売りが強まっており、1.34ドル台に
値を落としている。一時1.3450ドル付近まで下落。一方、ポンド円も上値が重
く、210円半ばに値を落とす展開。
今週は重要な経済指標がほとんどなく、ポンドは市場全体のリスク選好の動向に左右
されやすい状況。月末のリバランスに伴うフローも相場に影響を与える可能性がある
が、アナリストはその大半はすでに消化されているとの見方を示している。
ポンドドルはドル安を背景に年初来で8%上昇の一方、対ユーロでは5%下落してい
る。11月の英予算案が懸念ほど悪化しなかったことを受け、投資家はポンド安を見込
むポジションを縮小しているが、来年にかけて英中銀が追加利下げに踏み切るとの見方
はポンドの上値を抑える要因となり得ると指摘している。
MINKABU PRESS