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2026年01月01日(木)00時58分

米株式市場序盤=ダウ平均が4日続落

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米東部時間午前10時56分現在
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 48191.42 - 175.64 (- 0.36%) 48394.51 / 48188.03
ナスダック総合指数  23326.81 - 92.27 (- 0.39%) 23445.27 / 23323.71
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  きょうのNY株式市場、ダウ平均が4日続落。前日比は、ダウ工業株30種平均が
175.64ドル安の4万8191.42ドル、ナスダック総合指数が92.27安の
2万3326.81。
 取引開始前に発表の米新規失業保険申請件数が予想以上に強い労働市場を示したもの
の、反応は限定的となっている。今回はクリスマス休暇シーズン前後のデータでもあ
り、割り引いて見る必要があるとの指摘も出ている。
 それでも、今回の数字はレイオフが低水準に留まっていることは示しているという。
「米労働者は転職を躊躇している一方、企業の方は採用を控えているものの、人員削減
も控えている」という現状認識を現わしているのかもしれない。実際、短期金融市場は
2026年の2回の利下げとの見方を変えていない。
 米株式市場はクリスマス・ラリーが期待されているものの、現在の情勢では、勢いを
欠いたまま今年を終わりそうな気配だ。それでも年ベースでは3年連続の2桁上昇で終
えようとしている。
 今年の米株式市場は、AIがもたらす巨大な経済的潜在力への期待に支えられて大き
なリターンを得たが、米国の通商政策、地政学的緊張、そして割高なバリュエーション
への懸念から、激しい値動きに耐え抜く必要もあった。
 12月終盤に入ると年初からの勢いが鈍り、すでに十分な利益を確保した投資家が判
断を年明けに先送りしているのか、いわゆる「クリスマス・ラリー」はいまのところ出
ていない。
 ストラテジストからは、「11月下旬にロングポジションが高水準に積み上がってい
たことから、ファンド勢はポジションを手仕舞い、現在はベンチマークに合わせて調整
している可能性がある」との指摘も出ている。
 また、2026年相場については、「基本シナリオは強気継続だが、ボラティリティ
が高まり、リターンは1桁台半ば程度へ減速」との見方も示している。
アップル<AAPL> 272.20(-0.88 -0.32%)
マイクロソフト<MSFT> 485.25(-2.23 -0.46%)
アマゾン<AMZN> 231.32(-1.21 -0.52%)
アルファベットC<GOOG> 314.50(-0.05 -0.02%)
アルファベットA<GOOGL> 313.66(-0.20 -0.06%)
テスラ<TSLA> 454.63(+0.20 +0.04%)
エヌビディア<NVDA> 188.71(+1.17 +0.62%)
メタ<META> 662.96(-3.00 -0.45%)
AMD<AMD> 215.91(+0.57 +0.26%)
イーライリリー<LLY> 1077.41(-2.34 -0.22%)
MINKABU PRESS