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2026年01月13日(火)06時32分

NY外為市況=158円台に再上昇

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日本時間午前6時31分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  158.16 + 0.27 (+ 0.17%) 158.20 / 157.52
ユーロ・ドル 1.1667 + 0.0030 (+ 0.26%) 1.1699 / 1.1622
ポンド・ドル 1.3467 + 0.0063 (+ 0.47%) 1.3486 / 1.3391
ドル・スイス 0.7975 - 0.0037 (- 0.46%) 0.8018 / 0.7956
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<きょうの材料>
主な米経済指標の発表はなし
【発言・ニュース】
*米3年債入札結果
最高落札利回り 3.609%(WI:3.610%)
応札倍率    2.65倍(前回:2.64倍)
*米10年債入札結果
最高落札利回り 4.173%(WI:4.180%)
応札倍率    2.55倍(前回:2.55倍)
*ベッセント財務長官
・トランプ大統領にパウエル議長の調査は混乱を生むと進言。
・トランプ大統領にFRBの調査は市場に悪影響と伝えた。
*ウォーレン上院議員
 米民主党のウォーレン上院議員は、生活費の手頃さに関する演説を行った後、トラン
プ大統領から電話があり、「大統領が本気で取り組むなら、議会はクレジットカード金
利の上限法案を可決できる」と伝えたと述べた。
*ビルロワドガロー仏中銀総裁
・インフレとの戦いに勝利した。
・成功している金融政策を変更すべきではない。
・今年利上げできるとの見方は誤り。
・インフレ下方リスクに機敏に対応できる。
・パウエル議長に連帯と敬意を示す。
・フランスは26年までに財政赤字をGDP比5%以内に削減すべき。
・赤字削減できなければフランスは「危険地帯」に陥る。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
国際収支(11月)08:50
予想 36183.0億円 前回 28335.0億円(経常収支)
予想 35000.0億円 前回 24764.0億円(経常収支・季調済)
予想 5210.0億円 前回 983.0億円(貿易収支)
【米国】
消費者物価指数(CPI)(12月)22:30
予想 0.4% 前回 (前月比)
予想 2.7% 前回 2.7%(前年比)
予想 0.3% 前回 (食品・エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.7% 前回 2.6%(食品・エネルギー除くコア・前年比)
【カナダ】
住宅建設許可(11月)22:30
予想 N/A 前回 14.9%(前月比)
米30年債入札(220億ドル)
城内経済財政担当相が会見
コッハー・オーストリア中銀総裁が中央および東ヨーロッパ(CEE)経済会議出席
ウィリアムズNY連銀総裁が外交問題評議会(CFR)出席(質疑応答あり)
バーキン・リッチモンド連銀総裁が討論会出席(質疑応答あり)
ムサレム・セントルイス連銀総裁が経済見通しおよび金融政策について講演(質疑応答
あり)
カーニー加首相訪中(17日まで)習近平国家主席と会談
ワールド・フューチャー・エナジー・サミット(アブダビ、15日まで)
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 きょうのNY為替市場、ロンドン時間までのドル安が一服していた。米司法省がFR
B本部の改修工事を巡る昨年6月のパウエル議長の議会証言に関連して、刑事訴追の可
能性を示唆する大陪審の召喚状を送付していたことがドルの重石となっていた。
 トランプ政権によるFRBへの圧力は続いており、中央銀行の独立性への懸念から、
ドル離れへの警戒感が出ていた模様。ただ、米株式市場が意外にも底堅く推移したこと
で、ドルも買い戻しが入ったようだ。
 ドル円は158円台に再上昇。明日の本邦勢の連休明け以降の動きが注目されるが、
158円台を定着できるようであれば、日本の財務省からのより強い牽制発言が出てく
る可能性が高い。
 なお、米大手銀のストラテジストとエコノミストが、2026年のFRBの利下げ予
想を撤回。次は27年に利上げとの見通しを示していた。9日に発表の米雇用統計を踏
まえて予想を変更したという。
 ユーロドルは1.17ドル手前まで一時上昇したものの、伸び悩む展開。1.17ド
ル台には慎重なものの、本日の買い戻しで1.1665ドル付近に来ている100日線
は回復している。一方、ユーロ円は184.65円付近に上昇しており、21日線の上
を回復。解散総選挙をにらんで円安基調が強まっており、ユーロ円は上昇トレンドを継
続している。
 ユーロドルは当面1.15-1.20ドルのレンジで推移するとの見方がストラテジ
ストから出ている。米国と世界の成長格差の縮小、ドルの高金利通貨としての地位低
下、そして米資産に対するヘッジ比率の上昇余地が、さらなるドル安を示唆していると
いう。そのため、現時点でユーロドルについては中立的な見方を維持しているようだ。
 ポンドドルは1.34ドル台後半まで一時買い戻されていたものの、1.35ドルに
は乗せることなく伸び悩む展開。ただ、5日ぶりの反発となり200日線でサポートさ
れた格好となっている。一方、ポンド円は213円台まで一時上昇し、2008年以来
の高値を更新した。
 エコノミストは、英インフレが4月に英中銀の目標の2%水準まで低下する可能性が
あると指摘している。過去5年の大半で目標を上回って推移してきたインフレが、よう
やく沈静化する見通しだという。同エコノミストは、昨年の予算案で発表された措置を
含む政府管理価格の大幅な低下に加え、卸売エネルギー価格の下落がインフレを押し下
げると説明。また、今年はイースターが例年より早いため、パッケージツアーや航空運
賃の値上がりも昨年ほど大きくならない見込みだと述べている。
 こうした要因から、英中銀は追加利下げが可能になるとし、現在の3.75%から
3.00%まで引き下げられると予想している。
MINKABU PRESS