16日の東京株式市場で日経平均株価は続落。高値警戒感は強く、利益確定売りに押
される展開となった。ただ、下値には買いが入り後場は下げ渋った。
大引けの日経平均株価は前日比174円33銭安の5万3936円17銭。プライム
市場の売買高概算は24億1402万株。売買代金概算は7兆203億円となった。値
上がり銘柄数は958と全体の約59%、値下がり銘柄数は597、変わらずは48銘
柄だった。
前日の米株式市場では、半導体関連や金融株などが値を上げNYダウは292ドル高
と反発した。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値を更新した。ただ、
米国株は上昇したものの、東京株式市場は高値警戒感が強く下落してスタート。日経平
均株価は利益確定売りで5万4000円を割り込み、下げ幅は一時400円を超える場
面があった。15日時点で騰落レシオ(25日移動平均)は144.8と買われ過ぎ水
準にあり、相場の過熱感が警戒された。立憲民主党と公明党が15日、「新党」の結成
で合意したことも次期衆院選に向けての不透明要因となった。ただ、主力の半導体関連
株などは堅調。後場に入り下げ幅は縮小し一時前日終値近辺まで値を戻したが、大引け
にかけ再び値を下げた。プライム市場の約6割の銘柄は値を上げた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やソフトバンクグループ<9984>、ファー
ストリテイリング<9983>が安く、三菱重工業<7011>やファナック<6954>が下落。
東洋エンジニアリング<6330>や三井海洋開発<6269>が大幅安となった。トヨタ自動
車<7203>や日立製作所<6501>が軟調で、サンリオ<8136>が下落した。
半面、キオクシアホールディングス<285A.T>やレーザーテック<6920>、ア
ドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>が高く、フジクラ<5803>やJX金属<5016
>、三井金属<5706>が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほ
フィナンシャルグループ<8411>が値を上げ、イビデン<4062>や日東紡績<3110>、
コマツ<6301>が買われた。
出所:MINKABU PRESS