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2026年01月20日(火)22時19分

欧州外為中盤=ドル円は157円台後半、ユーロドルは1.17ドル台前半

 ロンドン市場は、「日本売り」と「米国売り」が激しく交錯するボラティリティーの
高い展開となっている。高市首相が「消費税2年間ゼロ」の方針を堅持したことで、財
源懸念から本邦40年債利回りが4.212%と記録的水準へ急騰、ロンドン朝方まで
はこれを嫌気した円売りが優勢だった。しかし、ダボス会議でのベッセント長官の「欧
州は米国債を売らないと確信」等の発言が、かえって市場の疑心暗鬼を招き、米債利回
り上昇(価格下落)とともにドルが売られる「悪い金利上昇」の動きが広がった。ドル
円は158円台後半まで買われていたが、売りに転じると157円台半ば付近まで反落
した。欧州株はグリーンランド問題を巡る米欧対立への懸念で続落しているが、為替市
場ではドル売りの受け皿としてユーロやポンドが買い戻されている。ユーロドルは1.
17台乗せへ、ポンドドルは1.34台後半へと上昇している。

 ユーロドルは1.17台前半での取引。東京午前の1.1633付近を安値に、その
後はドル全面安の流れに乗って上昇。ロンドン午前には1.1733付近まで上昇し、
1月6日以来の高値水準となった。トランプ大統領のグリーンランド領有や関税を巡る
欧州との対立はユーロの重石だが、それ以上に「米国の信認低下」をテーマにしたドル
売りの勢いが強く、消去法的にユーロが買われている面がある。ユーロ円は円安主導で
一時185.21付近まで上昇したが、その後のドル円の急落につれて、184円台後
半まで一時下げた。現在は185円前半に再び上昇している。

 ポンドドルは1.34台後半での取引。東京朝方の1.3410付近を安値に、ロン
ドン市場では一時1.3491付近まで上値を伸ばした。ポンド円はロンドン序盤に2
13.50付近の高値をつけたが、ドル円の反落に合わせて212円台前半へと押し戻
されている。ユーロポンドは0.8670付近から0.8714付近へと上昇してお
り、ユーロ買いが優勢。ベイリー英中銀総裁が議会証言で、トランプ氏によるFRB独
立性への攻撃について「波及効果の脅威は相当なもの」と警告した。

MINKABU PRESS