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2026年01月24日(土)06時32分

NY外為市況=155円台に急落

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日本時間午前6時32分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  155.70 - 2.71 (- 1.71%) 159.23 / 155.63
ユーロ・ドル 1.1831 + 0.0076 (+ 0.65%) 1.1834 / 1.1728
ポンド・ドル 1.3643 + 0.0142 (+ 1.05%) 1.3646 / 1.3483
ドル・スイス 0.7798 - 0.0092 (- 1.17%) 0.7915 / 0.7789
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<きょうの材料>
【米国】
*PMI(購買担当者景気指数・速報値)(1月)23:45
結果 51.9
予想 52.0 前回 51.8(製造業PMI・速報値)
結果 52.5
予想 52.8 前回 52.5(非製造業PMI・速報値)
結果 52.8
予想 52.9 前回 52.7(コンポジットPMI・速報値)
*ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(1月)00:00
結果 56.4
予想 54.0 前回 54.0
*景気先行指数(11月)0:52
結果 -0.3%
予想 -0.2% 前回10月 -0.1%(前月比)
※コンファレンス・ボードは、ネットワーク障害のため、日本時間24日0時に公表を
予定していた景気先行指数の公表が遅れていると発表。
【カナダ】
小売売上高(11月)22:30
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 -0.3%(-0.2%から修正)(前月比)
結果 1.7%
予想 1.2% 前回 -0.6%(コア・前月比)
*次期FRB議長レース、ブラックロック幹部のリーダー氏に勢い
 次期FRB議長の人事を巡り、ブラックロックの幹部リック・リーダー氏が有力候補
としての地位を固めていると
伝わっている。ウォール街での確かな経歴とFRBに変更を加えることに前向きな姿勢
が評価されているという。
*スペースX、大型IPOの主幹事に米大手4行を起用
 マスク氏率いるロケット・衛星事業会社スペースXが、IPOに向けて大手銀4行を
主幹事として起用したと伝わっている。バンカメ<BAC>、ゴールドマン<GS>、JP
モルガン<JPM>、モルガン・スタンレー<MS>が上位の幹事として参画する見通しだ
という。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
景気先行指数(確報値)(11月)14:00
予想 110.5 前回 110.5
景気一致指数
予想 115.2 前回 115.2
【ユーロ圏】
ドイツIfo景況感指数(1月)18:00
予想 88.3 前回 87.6
【米国】
耐久財受注(速報値)(11月)22:30
予想 3.0% 前回 -2.2%(前月比)
予想 0.3% 前回 0.1%(輸送除くコア・前月比)
党首討論会(日本記者クラブ)
米2年債入札(690億ドル)
アジア金融フォーラム(AFF)(香港、27日まで)
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 きょうのNY為替市場、ドル円が急落し155円台まで下げを加速させた。1日とし
ては約6カ月ぶりの大幅下落を記録。日本の当局が円安進行を食い止めるため、市場介
入に踏み切る準備を進めているとの見方が広がっている。
 そのような中、NY連銀が主要銀行に対し、参考となる為替レートの提示を求めるレ
ートチェックを実施した可能性が伝わっていた。NY連銀が介入を支援する準備を進め
ているのではないかとの憶測が広がった状況。本日2度目の急落は、ロンドン市場が終
了し、取引の主戦場が米国へ完全に移ったタイミングで起きていた。
 本日の日銀決定会合を経ても160円を試す展開にはならなかったこともあり、短期
のロング勢が一旦見切り売りを出していた可能性はありそうだ。
 ユーロドルは買い戻しを強めた。12月に上値を拒んでいた1.18ドルの水準を回
復。12月からの調整局面を終えて、上昇トレンド復帰の兆候も示す展開が見られてお
り、来週以降の展開が注目されそうだ。1.18ドル台を維持できれば、次は昨年9月
の高値1.1920ドル付近が意識される。一方、ユーロ円は円買い戻しが加速し、一
時183円台に下落。
 本日は1月のユーロ圏PMI速報値が発表になっていたが、総合PMIは51.5で
前月から横ばいだった。景気判断の分岐点である50を2カ月で上回っており、緩やか
な成長が確認された。ただ、エコノミストは、回復は引き続きかなり弱々しく、今後数
カ月も同様の状況が続くことを示唆していると述べた。
 一方、サービス業の売上価格が急騰し、投入コストも加速している点も指摘。本日の
PMIはECBにとって決して安心できるものではなく、タカ派な委員の中には、次の
行動は利下げではなく利上げであるべきだとする声もあるだろうとの見方を示した。
 ポンドドルは買いが優勢となり、1.36ドル台に上昇。一方、ポンド円は円高の動
きから、212円台に下落した。ポンドドルは200日線から上放れる展開が加速して
おり、今年に入ってからの調整の動きを終了し、昨年11月以降の上昇トレンドに戻り
そうな気配も出ている。
 本日は英中銀のグリーン委員の講演が伝わっていたが、FRBが利下げに踏み切れ
ば、英インフレを押し上げ、英中銀は緩和ペースを鈍らせざるを得なくなるとの見解を
示していた。ポンド高による輸入コスト低下の影響以上に、米国の金融環境の緩和が英
インフレにも上向き圧力を与えると警告している。
 2026年に英米の金融政策がかい離する可能性が英国のインフレリスクを高めた場
合、英国では金融引き締めの解除をより緩やかに進める必要が生じ得ると述べていた。
MINKABU PRESS