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日本時間午前6時29分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.89 + 1.24 (+ 0.80%) 156.28 / 154.53
ユーロ・ドル 1.1775 - 0.0010 (- 0.08%) 1.1796 / 1.1766
ポンド・ドル 1.3496 + 0.0004 (+ 0.03%) 1.3537 / 1.3470
ドル・スイス 0.7740 - 0.0007 (- 0.09%) 0.7766 / 0.7730
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<きょうの材料>
*住宅価格指数(12月)23:00
結果 0.1%
予想 0.4% 前回 0.7%(0.6%から修正)(前月比)
*住宅価格指数(第4四半期)
結果 0.8%
予想 N/A 前回 0.3%(0.2%から修正)(前期比)
*S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(12月)23:00
結果 1.38%
予想 1.30% 前回 1.42%(1.39%から修正)(前年比)
*コンファレンスボード消費者信頼感指数(2月)0:00
結果 91.2
予想 87.1 前回 89.0(84.5から修正)
*米2年債入札結果
最高落札利回り 3.455%(WI:3.454%)
応札倍率 2.62倍(前回:2.75倍)
*グールズビー・シカゴ連銀総裁
・FRBの政策が引き締め的かは不明。
・さらなる利下げにはインフレ改善が必要。
・3%のインフレでは不十分で、われわれのコミットではない。
・雇用増加の鈍化は警告サインだが、不確実性が主因。
・労働市場と成長は特に脆弱とは見えない。
・最高裁の判断はインフレ抑制につながる可能性
・不確実性が高まれば高まるほど、企業は政策を巡ってより多くの疑問を抱くことにな
る。
・採用も解雇も低水準に留まる現状は企業の不確実性に起因。
・不透明感がさらに強まれば傾向は一段と固定化。
・インフレ面では安心材料となる可能性もある。
*ADP雇用統計、週平均1万2750人増
ADPが発表した週次の雇用統計で、民間雇用者数は2月7日までの4週間に、週平
均で1万2750人増となった。4日にADPが発表した1月のADP雇用統計は前月
比2万2000人増加だった。
*高市首相の事務所、当選した自民衆院議員にカタログギフト配布
高市首相の事務所が、先の衆院選で当選した複数の自民党議員に対し、当選祝い名目
で数万円相当のカタログギフトを贈っていたことが分かった。共同通信が関係者を引用
して報じた。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
消費者物価指数(1月)09:30
予想 3.7% 前回 3.8%(前年比)
予想 N/A 前回 1.0%(前月比)
予想 3.3% 前回 3.3%(トリム平均・前年比)
予想 N/A 前回 0.2%(トリム平均・前月比)
【ユーロ圏】
ドイツGfK消費者信頼感調査(3月)16:00
予想 -22.5 前回 -24.1
ドイツ実質GDP(確報値)(第4四半期)16:00
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)
予想 0.4% 前回 0.4%(前年比)
予想 0.6% 前回 0.6%(季調前前年比)
ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(1月)19:00
予想 1.7% 前回 2.0%(前年比)
予想 2.2% 前回 2.2%(コア・前年比)
政府、同意人事案提示見通し
月例経済報告(2月)
日銀「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」
米5年債入札(700億ドル)
バーキン・リッチモンド連銀総裁が討論会出席(質疑応答あり)
ムサレム・セントルイス連銀総裁が講演(質疑応答あり)
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きょうのNY為替市場、ドル円は伸び悩んだものの、一時156円台に急上昇した。
円安がドル円を押し上げていた。高市首相が先週の日銀の植田総裁との会談で追加利上
げに懸念を示したとの報道を受け円安が強まった。前回の会談時よりも首相は厳しい態
度だったという。ただ、首相が金融緩和派として知られていることを考えれば、追加利
上げに懸念を抱いていること自体はさほど驚きではないとの指摘も一部から出ている。
今回の報道で日銀の利上げ期待も後退していたが、円は大きくは下落しないという。
このところのドル円は日米の短期金利差をほとんど無視している状況がある。実際にド
ル円と日米短期金利差の伝統的な相関関係は、市場が日本国債の利回り上昇に注目し始
めた昨年半ばには崩れている。それ以降、FRBの利下げと日銀の利上げで日米の短期
金利差は縮小しているものの、円は日本の財政状況への不安もあり、大きな恩恵は得ら
れていない。
衆院選で高市首相が圧勝した後、日本国債の利回りは市場の思惑とは裏腹に低下し、
その勢いもまだ衰えていない。実際、本日の日本の40年債利回りは0.05%ポイン
ト低下し、11月以来の低水準となった。高水準だった1月から約0.70%ポイント
の低下となっている。これは市場で広がっていた財政不安が後退し続けていることを示
唆しており、利回り低下ではあるものの、この傾向が続く限り、円は大きくは下落しな
いという。
ユーロドルは1.17ドル台後半での上下動が続き、方向感のない展開が続いてい
る。ECBの年内据え置き観測が強まる中、ユーロドルは専らドルの行方に左右される
展開が続いている。一方、ユーロ円は高市首相と植田日銀総裁の会談の報道で円安が強
まっており、一時184円台に上昇していた。本日の上げで21日線を上回って来てい
るが再び上値をトライする雰囲気までは出ていない。
ユーロドルは全体的に次のアクション待ちの状況だが、テクニカル的には依然として
トレンドを上回って推移しており強気のサインが継続。また、上昇チャネル内での推移
も継続している。心理的節目の1.20ドルを再び試す可能性は温存させている状況。
米最高裁がトランプ関税を違法と判断したことに対してEUは、米国との通商合意の
批准を延期すると発表している。双方は、米国が欧州製品の大半に15%の関税を課す
一方、EUは米国の工業製品や農産品への関税を引き下げることで合意していた。いま
のところはエスカレートさせようとの意向はEU側にはないようだ。
ポンドドルは一時1.35ドル台に上昇する場面が見られたものの、全体的には狭い
範囲での振幅が継続。200日線の上での推移は維持しているものの、方向感のない展
開が続いており、次のアクション待ちの状態。一方、ポンド円は円安が急速に強まる
中、210円台半ばまで上げ幅を拡大。
本日はベイリー英中銀総裁を始め、複数の英中銀委員が議会証言に出席している。ベ
イリー総裁は「インフレが2%目標に向かう中、年内に追加利下げの余地ありと予想し
ている」と早期の追加利下げに前向きな見方を示していた。一方、サービスインフレが
期待ほど低下していないことも示し、慎重姿勢も垣間見せていた。
MINKABU PRESS