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日本時間午前6時34分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 156.08 - 0.29 (- 0.19%) 156.43 / 155.71
ユーロ・ドル 1.1800 - 0.0010 (- 0.08%) 1.1829 / 1.1774
ポンド・ドル 1.3488 - 0.0071 (- 0.52%) 1.3575 / 1.3445
ドル・スイス 0.7741 + 0.0016 (+ 0.21%) 0.7754 / 0.7711
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<きょうの材料>
【経済指標】
*米新規失業保険申請件数(2月21日週)22:30
結果 21.2万人
予想 21.6万人 前回 20.8万人(20.6万人から修正)
*失業保険継続需給者数(2月14日週)22:30
結果 183.3万人
予想 185.8万人 前回 186.4万人(186.9万人から修正)
【発言・ニュース】
*米7年債入札結果
最高落札利回り 3.790%(WI:3.790%)
応札倍率 2.50倍(前回:2.45倍)
*ミランFRB理事
ミランFRB理事の発言が伝わり「労働市場の改善を示す最近のデータがあるにもか
かわらず、2026年中に合計1%の利下げを実施すべきだ」との考えを改めて示し
た。
*グールズビー・シカゴ連銀総裁
・インフレ対策が軌道に乗っていることを確認したい。
・インフレが抑制されれば、今年はさらに利下げが可能。
・経済は堅調で雇用市場は安定。
*米30年物固定住宅ローン金利、6%を下回る
米国の30年物固定住宅ローン金利の平均は5.98%と、2022年以来初めて
6%を下回った。これにより、今春の住宅販売シーズンに追い風が吹く可能性がある。
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<明日の材料と事前予想>
東京消費者物価指数(2月)08:30
予想 1.7% 前回 2.0%(生鮮食料品除くコア・前年比)
鉱工業生産(速報値)(1月)08:50
予想 5.2% 前回 -0.1%(前月比)
予想 4.8% 前回 2.6%(前年比)
【英国】
GfK消費者信頼感調査(2月)09:01
予想 -15 前回 -16
【ユーロ圏】
フランス実質GDP(確報値)(第4四半期)16:45
予想 0.2% 前回 0.2%(前期比)
予想 1.1% 前回 1.1%(前年比)
ドイツ失業率(2月)17:55
予想 6.3% 前回 6.3%
失業者数増減
予想 0.02万人 前回 0.0万人
ドイツ消費者物価指数(速報)(2月)22:00
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 2.0% 前回 2.1%(前年比)
調和消費者物価指数(HICP)
予想 0.5% 前回 -0.1%(前月比)
予想 2.1% 前回 2.1%(前年比)
【カナダ】
実質GDP(第4四半期)22:30
予想 -0.4% 前回 2.6%(前期比年率)
【米国】
生産者物価指数(PPI)(1月)22:30
予想 0.3% 前回 0.5%(前月比)
予想 2.6% 前回 3.0%(前年比)
予想 0.3% 前回 0.7%(コア・前月比)
予想 3.0% 前回 3.3%(コア・前年比)
シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(2月)23:45
予想 52.6 前回 54.0
建設支出(12月)28日00:00
予想 0.3% 前回 N/A(前月比)
日銀国債買い入れ日程(3月)
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きょうのNY為替市場、ドル円は終盤に伸び悩んだものの、156円台半ばまで一時
上昇し、東京時間の下げを取り戻していた。今週は日銀の利上げ期待を後退させるニュ
ースが複数伝わり、円安の反応を誘っていたが、利上げ姿勢に変化はないとの報道も伝
わり、円は買い戻されていた。ただ、ドル円は方向感のない展開に変化はない。
本日は米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、予想ほど増加せず、解雇は依
然として低水準に留まっていることが示されていた。アナリストからは「これにより焦
点は労働市場ではなくインフレに置かれるべきという見方が強まり、年後半のFRBの
利下げを支持する材料となる」との指摘も出ていた。
一方、ドルについてストラテジストは「月末のリバランスがドルに一定の支えを与え
る可能性はあるが、シグナルは強弱まちまちで、引き続き慎重姿勢を維持する」と述べ
ていた。オプション市場でドルは、方向感を失っている取引が見られており、こうした
展開が見られたのは過去5年間で僅か11営業日しかないほど珍しい状況だという。
ユーロドルは1.17ドル台に一時下落。ただ、下押す動きまではない。本日1.1
830ドル付近に来ている21日線で上値を抑えられている状況が続ている一方、1.
17ドル台半ばの水準は強いサポートとして機能している状況。狭い範囲での値動きが
続いている。一方、ユーロ円は一時183円台に下落する場面が見られたものの、18
4円台に戻した。
ユーロドルは次の展開待ちの状況が続いているが、時間をかければ上昇する理由を見
出す可能性が高く、焦点は重要なポイントと見られている1.1850ドルの水準を上
抜けるかどうかだとの指摘が出ている。この水準を突破すれば、再度1.20ドルに向
かって強気の圧力がさらに強まる可能性もあるという。
ECBは当面金融政策の据え置きが濃厚となっていることから、米国発の材料がカタ
リストになり、特にFRBが利下げに踏み切るかどうかがポイントとなるという。ユー
ロに過度に強気になる材料は乏しいものの、少なくともECBの政策金利が当面維持さ
れるとの見通しが明確になっている点は、不確実性の一部を取り除いている。
ポンドドルは終盤に下げ渋ったものの、1.34ドル台に下落。一時1.3445ド
ル付近まで下落し、200日線に顔合わせしていた。
ポンドドルは1月下旬に1.3850ドルを上回る4年ぶりの高値まで急伸したが、
その後は反落し、足元では1.34ドル台で推移している。米大手銀は2026年にド
ルが総じて上昇すると予想しており、ポンドドルは下落を見込んでいる。年末までに
1.24ドルまで下落する可能性も見込んでいるようだ。
英中銀が市場の予想よりも積極的に利下げを行い、年内に3回利下げを実施し、政策
金利は3.00%まで低下すると想定。これがポンドを圧迫すると見ている。加えて英
国の政治的緊張が再び強まっており、スターマー首相に対するより深刻な困難が生じる
リスクにも言及している。
MINKABU PRESS