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日本時間午前5時27分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 158.83 + 0.09 (+ 0.06%) 159.08 / 158.54
ユーロ・ドル 1.1659 + 0.0034 (+ 0.29%) 1.1661 / 1.1608
ポンド・ドル 1.3436 + 0.0110 (+ 0.83%) 1.3450 / 1.3303
ドル・スイス 0.7841 - 0.0028 (- 0.36%) 0.7878 / 0.7840
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<きょうの材料>
【米国】
*NAHB住宅市場指数(5月)23:00
結果 37
予想 34 前回 34
*トランプ大統領
・明日のイランへの攻撃計画を中止したと表明。
・攻撃を延期するよう要請を受けた。
・いつでもイランを攻撃できる態勢にある。
*片山財務相
・G7の1日目の協議終了後に会見。
・金融市場では引き続き警戒が必要。
・債券売りに対し、各国で協調行動ということはない。
・ボラティリティには必要に応じていつでも適切に対応。
・原油の不当な輸出制限は控えるべき。
・先進AI、G7で協調した対応できることが重要。
・中国の輸出管理、G7として一致して協調する時。
・食料と肥料のサプライチェーン対応の必要性で一致。
・補正予算について、リスク最小化のため資金手当てしていく必要。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
実質GDP1次速報値(第1四半期)08:50
予想 0.4% 前回 0.3%(前期比)
予想 1.6% 前回 1.3%(前期比年率)
GDPデフレータ
予想 3.1% 前回 3.4%(前年比)
鉱工業生産(確報値)(3月)13:30
予想 -0.5% 前回 -0.5%(前月比)
予想 2.3% 前回 2.3%(前年比)
設備稼働率
予想 N/A 前回 -0.1%(前月比)
【英国】
ILO失業率(3月)15:00
予想 4.9% 前回 4.9%
【ユーロ圏】
ユーロ圏貿易収支(3月)18:00
予想 N/A 前回 115.0億ユーロ(季調前)
予想 N/A 前回 70.0億ユーロ(季調済)
【カナダ】
消費者物価指数(CPI)(4月)21:30
予想 0.8% 前回 0.9%(前月比)
予想 3.1% 前回 2.4%(前年比)
住宅建設許可(3月)21:30
予想 3.8% 前回 -8.4%(前月比)
【米国】
中古住宅販売成約指数(4月)23:00
予想 1.1% 前回 1.5%(前月比)
豪中銀議事録(5月5日開催分)
ブリーデン英中銀副総裁がイベント講演
ウォラーFRB理事が国際金融政策研究会議出席(質疑応答あり)
米予備選(アラバマ、ジョージア、アイダホ、オレゴン、ペンシルベニア、ケンタッキ
ー)
グーグル年次開発者会議「Google I/O」(20日まで)
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きょうのNY為替市場、ドル円は159円台に一時買い戻されていたが、トランプ大
統領が、明日予定されていたイランへの攻撃を中止したと発言したことで、158円台
に戻す展開が見られた。
本日はイラン情勢を巡って情報が錯そうし、朝方は、米国がイラン産原油に一時的な
制裁免除を提案していると伝わったことで戻り売りに押されていた。交渉が最終合意に
至るまでの間、制裁停止を米国側が受け入れたと伝わっている。
しかしその後、イランから合意に向けた新提案が米側に提示されたが、ホワイトハウ
スは、イランの提案は実質的な内容ではないと見ているとの報道が伝わり、再び買い戻
される展開。
ドル円は本日で6日続伸し、慎重ながらも上値追いが継続。再度160円を試しそう
な気配となっている。注目していた米中首脳会談も、特にサプライズはなく無難に通過
した中で、市場は先週発表の強い米インフレ指標に注目。イラン情勢にも変化はなく、
ホルムズ海峡の事実上の閉鎖は続いている。
原油相場も上昇が続く中、市場ではFRBの年内利上げ期待が台頭。短期金融市場で
は、年末までのFRBの利上げ確率を60%まで織り込み、27年3月までなら完全に
織り込んでいる状況。日本の財務省による介入警戒があるものの、ドル円は底堅い動き
を続けている。
ユーロドルは下げが一服し、1.16ドル台半ばに買い戻される展開。ただ、依然と
して上値は重い印象で、200日線の下での推移が続いている。チャートはダブルトッ
プを形成しており、早期に200日線を回復できないようであれば、下値警戒が高ま
り、3月安値の1.14ドルを試す展開も想定される。一方、ユーロ円は円安の動きが
根強く、185円台を回復。100日線の上を維持しており、上昇トレンドは堅持して
いる。
アナリストからは、ユーロ圏の長期金利がさらに上昇するようであれば、ユーロは圧
力を受ける可能性があると述べている。「高いエネルギー価格と足元の長期金利上昇は
成長の逆風だ」と指摘。ECBが一時的なインフレ加速を見過ごすリスクは、債券市場
の長期ゾーンに打撃を与える可能性があるという。
そのため、ECBは利上げの可能性を示し続ける必要があると述べている。長期債が
さらに売られ、利回りが上昇しても、ユーロドルは1.1570ドルまで下落する可能
性もあるという。
ポンドドルは買い戻しが優勢となり、1.34ドル台を回復。200日線がその付近
に来ており、顔合わせしている。一方、ポンド円も上昇し、213円台を回復。21日
線が214円付近に来ており、目先の上値メドとして意識される。
スターマー首相の去就を巡って英政治は流動的になっているが、ライバルと目される
バーナム氏が、財政規則の変更を全て拒否する姿勢を示したことがポンドへの安心感に
繋がっている模様。バーナム氏は、自身が政権を獲得した場合でも、政府が自主的に設
定している借り入れ制限を変更しない方針を示した。リーブス財務相の財政ルールにつ
いて変更は行わず、防衛支出を財政規律の対象外とする措置も導入しないと述べてい
る。なお、スターマー首相は本日も続投の意向を示していた。
なお、IMFは英中銀は利上げの必要はない 必要なら利下げも検討すべきと提言し
ていた。IMFは本日、26年の英成長見通しを1.0%に引き上げるとともに、英中
銀は必要に応じて、柔軟に対応できるよう備えるべきだと指摘した。
MINKABU PRESS