7日の東京株式市場は半導体関連や電子部品株などを中心にリスク回避の売りが広が
り、日経平均株価は終値ベースで1500円近い下落となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比1480円73銭安の6万8256円96銭と続
急落。プライム市場の売買高概算は24億9323万株、売買代金概算は11兆435
1億円。値上がり銘柄数は746、対して値下がり銘柄数は772、変わらずは40銘
柄だった。
きょうの東京市場は先物主導で朝方から売りが先行した。前日の米国株市場では一部
半導体関連株が買い戻され、NYダウが史上最高値を更新、ハイテク株比率の高いナス
ダック総合株価指数も3日ぶりに大きく切り返した。しかし、最近の東京市場は韓国株
市場の動向に左右されやすく、きょうは同国の主要株価指数であるKOSPIが軟調
で、それと歩調を合わせるように下値を探る展開を余儀なくされた。韓国では今朝方に
発表されたサムスン電子の決算が好内容だったにもかかわらず、大きく売り込まれ投資
家のセンチメントを悪化させた。日経平均は下値支持ラインと見られていた25日移動
平均線を陰線で下抜け、目先リスクオフムードを助長している。前日に最高値を更新し
たTOPIXも下落した。ただ、個別株は強調展開を維持する銘柄も多く、値上がり銘
柄と値下がり銘柄の数はいずれも700あまりと拮抗した。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<28
5A.T>だが11%を超える急落、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>も大幅
安。東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連やイビデン
<4062>も大きく水準を切り下げた。SUMCO<3436>が売り込まれ、JX金属<
5016>も下値を探った。日本ケミコン<6997>、大同メタル工業<7245>が急落、マル
マエ<6264>も大幅安。ブイ・テクノロジー<7717>、ハーモニック・ドライブ・シス
テムズ<6324>の下げもきつい。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグルー
プ<8411>などメガバンクがしっかり、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢
だった。ルネサスエレクトロニクス<6723>、トヨタ自動車<7203>が頑強な値動き、
ソニーグループ<6758>、日立製作所<6501>も堅調。サッポロホールディングス<
2501>が値上がり率トップとなり、ジャパンマテリアル<6055>も物色人気。Genk
y DrugStores<9267>が大幅高。
出所:MINKABU PRESS