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2026年07月31日(金)05時31分

NY外為市況=ドル円が急落

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日本時間午前5時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  159.49 - 3.92 (- 2.40%) 163.74 / 157.98
ユーロ・ドル 1.1529 + 0.0062 (+ 0.54%) 1.1537 / 1.1434
ポンド・ドル 1.3467 + 0.0097 (+ 0.73%) 1.3477 / 1.3333
ドル・スイス 0.8050 - 0.0087 (- 1.07%) 0.8175 / 0.8039
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<きょうの材料>
【米国】
*GDP速報値(第2四半期)(前期比年率)21:30
結果 1.5%
予想 2.0% 前回 2.1%
*個人消費
結果 3.2%
予想 2.3% 前回 0.5%
*GDP価格指数
結果 6.2%
予想 4.0% 前回 3.6%
*PCEコア価格指数
結果 3.4%
予想 3.5% 前回 4.4%
*個人所得(6月)23:00
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.7%(前月比)
*個人支出(6月)23:00
結果 0.3%
予想 0.4% 前回 0.9%(0.7%から修正)(前月比)
*PCE価格指数(6月)23:00
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.5%(0.4%から修正)(前月比)
結果 3.7%
予想 3.7% 前回 4.1%(前年比)
結果 0.1%
予想 0.2% 前回 0.3%(コア・前月比)
結果 3.3%
予想 3.3% 前回 3.4%(コア・前年比)
*米新規失業保険申請件数(7月25日週)21:30
結果 19.7万人
予想 20.0万人 前回 18.8万人(18.7万人から修正)
【英国】
*英中銀政策金利 20:00
結果 3.75%
予想 3.75% 前回 3.75%
【発言・ニュース】
*英中銀
・6対3での据え置き決定。
・ピル委員、グリーン委員、マン委員が反対。
・必要に応じて行動する用意がある。
・国内のインフレ圧力が和らいでいる明確な兆候。
・エネルギー価格上昇が賃上げ要求や他の財・サービス価格の上昇につながっている形
跡はほとんどない。
・中東紛争が早期に終結すれば政策判断を変更する可能性。
・そのうち2人は、その場合は利下げを検討。
*ベイリー総裁
・二次的波及効果を示す証拠はほとんどない。
・安心するには時期尚早。
・世界情勢は不透明さを増し、インフレ圧力も強まっている。
・国内情勢はインフレ見通しという点で総じて落ち着いている。
・政策金利を据え置くことが適切。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
日銀政策金利(7月)時刻未定
予想 1.0% 前回 1.0%
展望レポート
植田総裁会見 15:30頃
東京消費者物価指数(7月)8:30
予想 1.8% 前回 1.6%(生鮮食料品除くコア・前年比)
完全失業率(6月)8:30
予想 2.5% 前回 2.5%
有効求人倍率
予想 1.17倍 前回 1.17倍
鉱工業生産(速報値)(6月)8:50
予想 0.9% 前回 0.1%(前月比)
予想 3.1% 前回 -2.1%(前年比)
【中国】
製造業PMI(7月)10:30
予想 50.1 前回 50.3
サービス業PMI(7月)10:30
予想 50.0 前回 50.2
【ユーロ圏】
ドイツ失業率(7月)16:55
予想 6.3% 前回 6.3%
失業者数増減
予想 0.6万人 前回 -0.1万人
ユーロ圏消費者物価指数(HICP・概算値速報)(7月)18:00
予想 0.2% 前回 -0.1%(前月比)
予想 2.9% 前回 2.8%(前年比)
予想 2.4% 前回 2.4%(コア・前年比)
【米国】
雇用コスト指数(第2四半期)21:30
予想 0.8% 前回 0.9%(前期比)
シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(7月)22:45
予想 56.0 前回 56.7
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(7月)23:00
予想 54.0 前回 54.4
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 きょうのNY為替市場、円が急上昇し、ドル円は163円台から一気に158円割れ
まで一時急落した。21日線、100日線と割り込み、一気に158円ちょうど付近に
来ている200日線まで一時到達。
 前日のFOMCを受けてドル安が強まっているが、そのような中、市場では日本の当
局による介入観測が強まった。アナリストによると「円先物の取引量が急増しており、
円高が進む局面で典型的に見られるパターンとなっている。これは介入を実施した際に
よく見られた光景だ」と述べていた。
 実際に介入が行われたかどうかは確認できていない。ただ、FOMC後で、日本市場
の取引終了後というタイミングは、これまでの財務省の介入手法と一致しているとの指
摘も出ていた。明日の夕方に介入の実績を示す外国為替平衡操作の7月分のデータが公
表されるが、7月29日分までで、本日の分は含まれていない。いつも通りに日銀の当
座預金残高の「財政等要因」の予想データから判断するしかなさそうだ。
 明日は日銀決定会合の結果が公表される。据え置きが確実視され、植田総裁も予想以
上にタカ派な姿勢を示す可能性は低いと見られている。ドル円が本格的に下向きの流れ
に変化したと見る向きは少なく、下値での買いを推奨する声も聞かれた。
 前日のドル安がさらに加速する中、ユーロドルは1.15ドル台を回復。本日の上げ
で21日線を上放れしており、テクニカル的に買いシグナルが点灯。ただ、短期的には
上昇基調が意識されやすい状況だが、依然として100日線と200日線の下での推移
となっており、中期的なトレンド転換には至っていない。本日1.1565ドル付近に
来ている100日線を明確に突破できれば、一段と買いシグナルが強まりそうだ。一
方、円高が強まり、ユーロ円も一時182円台前半まで急落。
 本日は7月のドイツ消費者物価指数(HICP)速報値が発表になっていたが、6月
の2.3%から2.8%へ加速した。主因はエネルギー価格の上昇だが、財や輸送、医
療分野でも物価上昇が加速が見られ、エネルギー高が全体へ波及し始めた初期の兆候が
見られていた。
 今後のインフレ動向は中東紛争の行方に大きく左右されるものの、エネルギー価格上
昇は今後数カ月に渡り、輸送コストや食品価格、工業製品価格へ波及していく可能性が
高いとの見方もある。ユーロ圏の第2四半期GDPが予想以上に堅調だったことや、景
況感指数の改善も踏まえると、ECBはそれらを9月利上げを正当化する根拠として利
用する可能性が高いとの指摘も出ている。
 ポンドドルは1.34ドル台後半まで上昇。一方、ポンド円は一時212円台前半ま
で急落。英中銀は本日の金融政策委員会(MPC)で予想通りに政策金利を据え置い
た。採決は6対3となり、ピル委員、グリーン委員に加えてマン委員も利上げを支持
し、予想以上にタカ派色の残る内容となった。
 しかし、短期金融市場では年内の利上げ観測が後退している。声明では、高止まりす
るインフレに対応するため「必要に応じて行動する用意がある」とのガイダンスを維持
したものの、国内のインフレ圧力には和らぐ兆候が見られ、エネルギー価格上昇が賃金
や他の財・サービス価格へ波及している証拠は現時点で限定的との認識を示した。
 据え置きを支持した委員の多くは、中東情勢が早期に落ち着けば政策判断を見直す可
能性があるとし、そのうち2人は利下げも選択肢になり得るとの考えを示していた。
MINKABU PRESS