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2026年08月04日(火)05時40分

NY外為市況=157円台に買い戻し

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日本時間午前5時39分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  157.15 - 0.25 (- 0.16%) 157.88 / 155.23
ユーロ・ドル 1.1509 - 0.0018 (- 0.16%) 1.1559 / 1.1500
ポンド・ドル 1.3431 - 0.0052 (- 0.39%) 1.3506 / 1.3418
ドル・スイス 0.8103 + 0.0028 (+ 0.35%) 0.8115 / 0.8056
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<きょうの材料>
*米製造業PMI(7月確報)22:45
結果 53.9
予想 53.8 速報 53.8
*ISM製造業景気指数(7月)23:00
結果 55.6
予想 53.9 前回 53.3
*米建設支出(6月)23:00
結果 -0.1%
予想 0.2% 前回 0.0%(0.1%から修正)(前月比)
*トランプ大統領
 トランプ大統領がイランへの大規模軍事攻撃を見送り、提示した協議案を「イランに
とって最後の機会だ」と警告したのに対し、イラン側は米国との直接交渉を否定しつつ
も、実質的閉鎖が続くホルムズ海峡での「暫定航路」再開に向けてオマーンと協議を進
めていると発表した。
*イラン、オマーンと協議
 イランは3日、ホルムズ海峡の一時的な航行再開に向けてオマーンと協議を行ってい
ると明らかにした。NYタイムズが伝えた。一方、米国との直接協議は現時点で行われ
ていないとし、包括的な和平合意はなお見通せないとの認識を示した。
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<明日の材料と事前予想>
【米国】
貿易収支(6月)21:30
予想 -722億ドル 前回 -776億ドル
製造業新規受注(6月)23:00
予想 0.3% 前回 -1.3%(前月比)
耐久財受注(確報値)(6月)23:00
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
予想 0.6% 前回 0.6%(輸送除くコア・前月比)
JOLTS求人件数(6月)23:00
予想 725.0万人 前回 759.4万人
【カナダ】
国際商品貿易(6月)21:30
予想 28.0億カナダドル 前回 42.4億カナダドル
日本10年利付国債入札(2兆6000億円程度)
米国主導イスラエル・レバノン協議(伊ローマ、6日まで)
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 きょうのNY為替市場、ドル円は東京時間に一時155円台まで下落する場面が見ら
れたものの、NY時間にかけて157円台に買い戻される展開。日米協調介入の急落か
ら買戻しが入っていたものの、160円から下放れる展開となっている。
 ベッセント財務長官が「必要なら市場介入を躊躇わない」と警告し、片山財務相も協
調介入を認めた。日米協調の円安是正で、ドル円のロング勢も後退せざるを得なくなっ
ているようだ。

 先週の介入時に、同時に長期ゾーンの米国債利回りの急上昇が確認されていたが、米
国債の最大保有国である日本が介入原資確保のために米国債を売却すれば、長期金利に
上昇圧力がかかる。そこで日本は、保有する米国債を担保にFRBからドル資金を調達
できる外国・国際通貨当局(FIMA)レポファシリティーを活用。これは2020年
にコロナ禍で創設されたファシリティーで、米国債市場を混乱させることなく、市場参
加者が流動性を確保できるようにすることを目的としている。
 日本は外国としては最大の1兆1000億ドル超の米国債を保有。このためワシント
ンでは、日本が為替介入の資金を確保するために米国債を売却することへの警戒感が強
い。さらに円高進行は、日本の輸出優位に対するトランプ大統領の不満を和らげる効果
も見込まれる。
 ただ、なお日米の金利差がある中で、潮の流れが変わったと見る向きは少ない。FR
Bが以前のように利下げサイクルに転じない限り、ドル円は底堅く推移するとの見方は
根強い。FRBの金融政策を占う材料として、週末発表の7月米雇用統計に注目が集ま
っている。市場予想では、非農業部門雇用者数(NFP)が前月の5万7000人増か
ら8万人増へ加速する一方、失業率は4.2%から4.3%へ上昇する見通し。雇用関
連指標の結果次第では、利上げ観測や米国債利回りの動向を通じて相場が大きく振れる
可能性もある。
 ユーロドルは1.15ドル台前半に下落。本日の100日線が1.1570ドル付近
に来ているが、その水準に到達できずに戻り売りに押されている。リバウンド相場の兆
しが出ているものの、目先は1.15ドル台を維持できるか注目。一方、ユーロ円は1
80円台での推移。日米協調介入で一時179円台半ばまで下落していたが、ドル円と
ともに下げ渋った。
 ユーロは最近のユーロ圏経済指標の改善や原油安、さらに日米協調介入に伴うドル売
りを踏まえると、対ドルでもっと高い水準にあるべきだとの指摘が出ている。米当局が
先週、ユーロ円のレートチェックを実施し、実際にユーロ売り・円買いを行った可能性
があるとの報道を受け、「米財務省はドル売りと受け取られることを避けるため、ユー
ロ円市場で介入した可能性がある」とも述べていた。
 ポンドドルは1.34ドル台前半に下落。先週は買い戻しが見られていたものの、
1.35ドル台の上値抵抗は強いようで、本日は伸び悩む展開を見せている。200日
線と21日線が1.34ドルちょうど付近に来ており、下値メドとして意識される。ポ
ンド円は日米の円売り介入で209円台に下落していたものの、211円台に戻す展
開。
 前週は英政府の財政運営に対する警戒感の後退がポンドを支えていた一方、英中銀は
先週の金融政策委員会(MPC)で政策金利を据え置き、インフレリスクへの警戒を維
持したものの、景気減速への配慮から早期利上げ姿勢までは示しておらず、市場では年
内の利上げ期待と慎重姿勢が交錯している。
 当面は英米の金融政策の方向性を見極める展開となりそうだとの指摘も聞かれる。ポ
ンドはドル高圧力が一服すれば下値を支えられる可能性はあるものの、当面は神経質な
値動きが続くと見られている。
MINKABU PRESS