10日の東京株式市場は前週末の米国株市場でハイテク株などを中心に買われた地合
いを引き継ぎ、AI・半導体関連株などを中心に買い戻しの動きが広がった。
大引けの日経平均株価は前営業日比1363円51銭高の6万6970円22銭と3
日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は25億4848万株、売買代金概算は9兆
1904億円。値上がり銘柄数は916、対して値下がり銘柄数は603、変わらずは
37銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方に日経平均が高く始まった後も上値を伸ばし、6万6000
円台後半まで水準を切り上げた。一時6万7000円台を回復する瞬間もあった。前週
末の米国株市場では7月の米雇用統計が事前コンセンサスに大きく届かない内容であっ
たことから、FRBによる早期利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に買われる展開
に。東京市場もこの流れを引き継ぎ、半導体セクターを軸に強調展開を示す銘柄が目立
った。また、半導体関連以外でも好決算発表を材料に大きく株価を上昇させる銘柄は多
く、全体相場の押し上げに貢献した。日経平均は終値でも1300円を超える上昇でこ
の日の高値圏での着地となっている。TOPIXは7月6日の史上最高値を取引時間中
に上回り、終値でも肉薄した。ただ、個別株をみると値上がり銘柄数は1000を下回
り、プライム上場銘柄の6割弱にとどまった。
個別ではフジクラ<5803>が活況高、アドバンテスト<6857>が値を飛ばし、イビデ
ン<4062>も上昇した。ディスコ<6146>が急伸を見せ、東京エレクトロン<8035>、
レーザーテック<6920>なども高い。任天堂<7974>なども上値指向を継続した。住友
金属鉱山<5713>も大幅高。このほか、リクルートホールディングス<6098>がストッ
プ高人気となり、平田機工<6258>や松田産業<7456>、セイコーグループ<8050>、
レスター<3156>、DIC<4631>なども値幅制限上限まで上値を伸ばした。
半面、太陽誘電<6976>が売り優勢、三井金属<5706>は急落した。三菱UFJフィ
ナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバ
ンクが値を下げた。横浜ゴム<5101>が安く、ファーストリテイリング<9983>も冴え
ない。サイバーエージェント<4751>が値下がり率トップに売り込まれ、三菱ガス化学
<4182>、グローブライド<7990>などが大幅安となった。リガク・ホールディングス
<268A.T>も大きく水準を切り下げた。
出所:MINKABU PRESS