12日の東京株式市場はAI・半導体関連などを中心にリスク選好の地合いが継続、
日経平均株価は後場に上げ幅を広げ、6万7000円台半ばに浮上、約1カ月ぶりの高
値水準を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比553円84銭高の6万7524円06銭と続
伸。プライム市場の売買高概算は25億2278万株、売買代金概算は9兆4421億
円。値上がり銘柄数は983、対して値下がり銘柄数は530、変わらずは43銘柄だ
った。
きょうの東京市場は、取引前半は様子見ムードも後半はリスク選好の流れが強まり、
日経平均は550円あまりの上昇をみせ6万7500円台で着地した。日本時間今晩に
7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、その結果を見極めたいとの思惑から
前場は様子見ムードが強かった。しかし、後場に入ると先物を絡め上値指向を強める展
開に。韓国KOSPIが大きく上昇したことなども追い風に、半導体関連のほか電子部
品株などAIインフラに絡む銘柄が強さを発揮し全体相場を牽引した。日経平均は5
日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現した。個別株は値上がり銘柄数が10
00に届かずプライム市場全体の63%にとどまったが、大手銀行株などに買いが集ま
ったことなどを背景に、TOPIXはほぼ高値引けで約1カ月ぶりに最高値を更新し
た。
個別では、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>が上昇、
太陽誘電<6976>や村田製作所<6981>が買われ、イビデン<4062>も上値を追った。
アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>も堅調。三井住友フィナンシャル
グループ<8316>などメガバンクも強調展開をみせた。リクルートホールディングス<
6098>は商いを伴い上げ足鮮明。レゾナック・ホールディングス<4004>が高く、任天
堂<7974>も値を上げた。シナネンホールディングス<8132>が一時ストップ高に買わ
れる人気、ソリトンシステムズ<3040>も値を飛ばした。日東紡績<3110>も活況高。
半面、レーザーテック<6920>が売りに押され、ファーストリテイリング<9983>も
軟調。住友金属鉱山<5713>、ダイキン工業<6367>も安い。サンリオ<8136>は値下
がり率トップに売り込まれた。楽天グループ<4755>が急落、ツバキ・ナカシマ<6464
>、メック<4971>なども大幅安となった。アニコム ホールディングス<8715>、ラ
ウンドワン<4680>などの下げも目立つ。平田機工<6258>も利食われた。
出所:MINKABU PRESS