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2026年09月08日(火)22時24分

NY外国為替序盤=一時152円台まで急落

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日本時間午後10時23分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  153.90 - 0.46 (- 0.30%) 154.42 / 152.89
ユーロ・ドル 1.1625 + 0.0002 (+ 0.02%) 1.1636 / 1.1608
ポンド・ドル 1.3560 + 0.0019 (+ 0.14%) 1.3562 / 1.3522
ドル・スイス 0.8092 - 0.0003 (- 0.04%) 0.8121 / 0.8078
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 日本時間午後10時23分現在のドル円は1ドル=153.90円。きょうの為替市
場、円高が加速する中、ドル円は一時152円台まで急落。足元は下げ渋っているもの
の、来週のFOMCと日銀決定会合を前に円ショート勢の巻き戻しが急速に進んでい
る。過去1週間で円は約4%上昇しており、ドル円は200日線から大きく下方乖離す
るなど、円高の勢いが鮮明となっている。
 円高の背景には、日銀の追加利上げ期待の高まりを受けた円キャリー取引の巻き戻し
がある。足元の円の上昇幅は2024年8月の円急騰に近く、当時も日銀の利上げと植
田総裁による追加利上げ示唆をきっかけに、キャリー取引が大規模に解消された。今回
も円高による為替差損が金利差から得られる収益を圧迫する中、投資家がポジション縮
小を急いでいる可能性が指摘されている。
 一部では円高の水準以上に、その「スピード」への警戒感が強まっている。円キャリ
ー取引の巻き戻しがさらに進めば、投資家が損失を抑えるために保有資産の売却を迫ら
れ、高ベータ株や新興国通貨、リスクの高いクレジットなどにも売りが波及する可能性
がある。異なる資産が一斉に下落すれば資産間の相関が高まり、分散投資によるリスク
軽減効果が薄れることから、急速な円高が世界の金融市場全体を不安定化させるリスク
も意識されているようだ。
 警戒感はオプション市場にも表れている。ドル円の2週間物のボラティリティはと7
カ月ぶりの高水準を更新。1カ月物も1月以来の高水準となり、3カ月物も3月30日
以来の高水準まで上昇。投資家が目先だけでなく、もう少し長い期間に渡る相場変動の
拡大に備えていることがうかがえる。
 もっとも、短期間で円高が急速に進んだことで過熱感も強まっている。ドル円のRS
Iは売られ過ぎの目安となる30を下回っており、円ショートの巻き戻しが一巡すれば
ドル円に自律反発が入る可能性には注意が必要。
 今週は10日木曜日に8月の米生産者物価指数(PPI)、11日金曜日に米消費者
物価指数(CPI)が公表される。来週のFOMCに影響を与えそうな最後の重要指標
だが、コアCPIは落ち着いた内容が予想されている。短期金融市場では現状、来週の
利上げ確率は60%程度で織り込まれている。
 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されてい
ない。
8日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS