15日の東京株式市場は方向感の定まらない不安定な地合いに終始。日経平均は朝安
後に大きく買い戻されたが後場は一転して売り圧力が強まり、結局小幅ながらマイナス
圏で着地した。
大引けの日経平均株価は前営業日比8円89銭安の6万3484円10銭と小幅なが
ら3日続落。プライム市場の売買高概算は18億8588万株、売買代金概算は7兆4
384億円。値上がり銘柄数は800、対して値下がり銘柄数は685、変わらずは6
8銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場で半導体関連株が売られた流れを引き継いで
リスク回避ムードの中でスタート。寄り後早々に400円以上下げたものの、その後は
押し目買いが入り切り返した。前引け時点ではこの日の高値圏で、日経平均は590円
近い上昇を示していた。しかし、後場に入るとにわかに上値の重さが顕在化し大引けは
結局わずかながら安くなった。長期金利の上昇を嫌気する形で買いが手控えられた形
だ。今週は日本時間17日未明にFOMCの結果が明らかとなるほか、週末18日には
日銀金融政策決定会合の結果発表を控えていることもあって、上値を積極的に買い進む
動きはみられなかった。なお、TOPIXも前日終値を下回って引けた。ただし業種別
では33業種中、上昇は8業種にとどまったものの、個別株をみると値上がり銘柄数が
値下がりを上回り全体の約52%を占めている。
個別では、依然として売買代金トップが続くキオクシアホールディングス<285
A.T>だが株価も3日ぶりに反発、売買代金2位のソフトバンクグループ<9984>も
大きくリバウンドに転じた。太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、レーザーテック
<6920>などが高く、KOKUSAI ELECTRIC<6525>も上昇。リクルート
ホールディングス<6098>、IHI<7013>なども値を上げた。SUMCO<3436>が
しっかり、レゾナック・ホールディングス<4004>も買いが優勢だった。I-ne<
4933>が値上がり率トップ、レオパレス21<8848>は1本値のストップ高で大量の買
い物を残した。
半面、アドバンテスト<6857>が安く、東京エレクトロン<8035>も冴えない。三菱
UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。任天堂<
7974>が軟調、日立製作所<6501>、富士通<6702>なども下値を探った。三井物産<
8031>、三菱商事<8058>など総合商社が下落した。アインホールディングス<9627
>、サムコ<6387>などの下げが目立つほか、FOOD & LIFE COMPAN
IES<3563>も水準を切り下げた。弁護士ドットコム<6027>も利食われた。
出所:MINKABU PRESS