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2026年09月16日(水)05時35分

修正:NY外為市況=155円台に上昇

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日本時間午前5時34分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  155.13 + 0.78 (+ 0.51%) 155.24 / 154.21
ユーロ・ドル 1.1540 - 0.0009 (- 0.08%) 1.1553 / 1.1527
ポンド・ドル 1.3474 - 0.0025 (- 0.19%) 1.3505 / 1.3464
ドル・スイス 0.8190 + 0.0016 (+ 0.20%) 0.8199 / 0.8167
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<きょうの材料>
*NY連銀製造業景気指数(9月)21:30
結果 7.6
予想 15.0 前回 20.6
【発言・ニュース】
*米20年債入札結果
最高落札利回り 5.420%(WI:5.400%)
応札倍率    2.57倍(前回:2.53倍)
*ベッセント財務長官
・中国の何立峰副首相と今週末に会談する。
・10年債利回りを問われ原油高が原因と回答。
・実質賃金がインフレを上回り、雇用も増加と強調。
・財政赤字の3%目標は米国の負債のカーブにとって重要。
・関税還付がなければ、26年の財政赤字は縮小していた。
・円介入にあたっては継続的な対話があった。
・円高は米国の輸出企業に好都合。
・円高は日本政府に米資産売りの必要性を低下させる。
・米国は利回りの均衡水準を設定しない。
・米10年債利回りは赤字を含む多くの要因反映。
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・アンソロピックの「ミュトス」の懸念を受け、民間セクターの安全対策を称賛。
・AI規制に関するトランプ大統領の見解は「米国には既存の手段がある」というも
の。
・AI企業が互いに警告し合うことは反トラスト法上の問題ではない。
・トランプ大統領も私も、ウォーシュ議長が明日何をするにせよ尊重する。金利とFR
Bに関する質問に回答。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
通関ベース貿易収支(8月)08:50
予想 -10544億円 前回 -6383億円(季調前)
予想 -9786億円 前回 -6860億円(季調済)
機械受注(7月)08:50
予想 -1.0% 前回 9.7%(前月比)
予想 9.8% 前回 16.9%(前年比)
【英国】
消費者物価指数(CPI)(8月)15:00
予想 0.5% 前回 0.3%(前月比)
予想 3.1% 前回 2.9%(前年比)
予想 2.6% 前回 2.6%(コア・前年比)
小売物価指数(RPI)(8月)15:00
予想 0.7% 前回 0.6%(前月比)
予想 3.5% 前回 3.2%(前年比)
予想 N/A 前回 3.1%(前年比・除くモーゲージ利払い)
生産者物価指数(PPI)(8月)15:00
予想 0.4% 前回 -1.7%(仕入・前月比)
予想 5.4% 前回 4.9%(仕入・前年比)
予想 0.7% 前回 0.2%(出荷・前月比)
予想 3.5% 前回 3.1%(出荷・前年比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)18:00
予想 -0.2% 前回 0.0%(前月比)
予想 -0.1% 前回 0.1%(前年比)
【米国】
輸入物価指数(8月)21:30
予想 0.5% 前回 -0.4%(前月比)
小売売上高(8月)21:30
予想 0.9% 前回 -0.6%(前月比)
予想 0.5% 前回 -0.3%(自動車除くコア・前月比)
NAHB住宅市場指数(9月)23:00
予想 34  前回 35
FRB政策金利(FOMC)(9月)17日3:00
予想 3.75~4.00% 前回 3.50~3.75%
ウォーシュ議長会見 17日3:30頃
【カナダ】
住宅着工件数(8月)21:15
予想 23.7万件 前回 22.91万件
訪日外客数(8月)
ECB賃金トラッカー
カナダ中銀議事録(9月2日開催分)
香港行政長官が5カ年開発計画公表
フォンデアライエン欧州委員長が一般教書演説
ECB年次研究会議(17日まで)
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 きょうもNY為替市場はドル高が優勢となる中、ドル円は155円台を回復。明日の
FOMCを前に米金利上昇への警戒が強まっている。米10年債利回りが再び5%台ま
で上昇する中、高金利環境の長期化への懸念がドル買いを促している。中東情勢の緊迫
化を背景とした原油高に歯止めがかからず、WTIも106ドル台まで上昇。
 ただ、市場では原油高と米金利高というドルの追い風が重なっているにもかかわら
ず、ドル円の155円台維持に懐疑的な見方も出ている。物価を差し引いた日米の実質
金利差は円安を促す方向に拡大しているものの、従来のように金利差に敏感に反応し、
円売りが強まる動きは見られていないという。
 背景には、先行きに日米金利差縮小の観測が強まっていることがある。短期金融市場
では日銀が今週追加利上げに踏み切った後も、来年3月末までにさらに2回の利上げを
実施との見方が織り込まれ始めている。足元で金利差が拡大しても、先行きの縮小が見
込まれる中では円ショートを積み直す魅力は薄れ、米金利上昇に対するドル円の反応を
鈍らせていると述べている。
 明日のFOMCと金曜日の日銀会合が次の方向性を探る重要イベントになりそうだ。
市場ではドル円の下方向へのリスクが引き続き優勢との見方もあり、両会合を通過して
も155円台が上値抵抗として維持されるようなら、今後数週間で152円付近まで下
落する可能性も指摘されている。ただし、市場は日銀の利上げに前のめりになり過ぎて
いるとの声も聞かれる。
 ユーロドルは東京時間に一時1.15ドル台前半に下落したものの、一時1.15ド
ル台半ばに買い戻される展開。一方、ユーロ円は買い戻しが優勢となり、179円台に
一時上昇した。
 ECBの10月の追加利上げ観測が後退する中、オプション市場ではユーロの先安観
が強まっており、向こう1カ月のユーロ下落を見込む取引が増加している。ユーロドル
の1カ月物リスクリバーサルは、3日連続でプット優位が拡大。ユーロの下落に備える
プットの需要が上昇を見込むコールを一段と上回っている。
 トレーダーは8月下旬以降、総じてユーロに弱気な見方を維持している。足元では向
こう1カ月について、ユーロ上昇を見込むコールよりも下落を見込むプットに高いプレ
ミアムを支払う状況。背景にはECBの10月の追加利上げ期待の後退がある。短期金
融市場が織り込む10月のECBの利上げ確率は約50%に留まっており、中銀当局者
の姿勢との隔たりも意識されている。
 ポンドドルは1.34ドル台で方向感のない展開。本日は英雇用統計が公表されてい
たが、雇用情勢は一段と軟化を示していた。一方、ポンド円は円安が優勢で209円台
まで回復。
 今週は英中銀も金融政策委員会(MPC)が予定されているが、今回は据え置きが確
実視。ただ、市場の年内利上げ期待は根強く、それを占う上で投資家は委員の票割れに
注目している。6対3での決定になるとの見方がコンセンサス。
 アナリストからはまた、票割れに加えて委員の発言にも注目すべきだとの指摘が出て
いる。ベイリー総裁が、エネルギー高などによるインフレの二次的な波及効果は抑制さ
れているとの従来の見方を改めて強調すれば、英中銀の追加利上げ観測が後退する可能
性があるという。一方、インフレ見通しの上振れを示唆すれば、市場では現在織り込ま
れている利上げ見通しを追認したと受け止められる可能性がある。短期金融市場では、
27年半ばまでに計4回の利上げを完全に織り込んでいる状況。
MINKABU PRESS