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2026年10月08日(木)05時28分

NY外為市況=一時157円台に

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日本時間午前5時27分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  158.06 - 0.04 (- 0.03%) 158.51 / 157.85
ユーロ・ドル 1.1196 - 0.0063 (- 0.56%) 1.1263 / 1.1165
ポンド・ドル 1.3212 - 0.0064 (- 0.48%) 1.3276 / 1.3194
ドル・スイス 0.8334 + 0.0017 (+ 0.20%) 0.8342 / 0.8314
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<きょうの材料>
*米週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 -318.6万(4億2413万)
ガソリン +38.2万(2億0474万)
留出油  -4.2万(1億0514万)
(クッシング地区)
原油 +44.4万(2475万)
*()は在庫総量
*FOMC議事録
・19人の政策委員全員が利上げを支持。
・多くがリスク管理の観点から利上げの根拠があるとみなした。
・大半の参加者が年内にもう1回の利上げが適切である可能性が高いとの見解を示し
た。
・多くの参加者が、金融情勢は依然として利上げを後押しする状況にあるとの見解。
・概ね労働市場が安定を維持すると予想。
・NY連銀が財務省に代わって為替市場に介入した。
*米10年債入札結果
最高落札利回り 5.300%(WI:5.317%)
応札倍率    2.77倍(前回:2.71倍)
*NY連銀の9月消費者期待調査
 NY連銀が9月の消費者期待調査を発表し、1年先のインフレ期待は3.9%と、前
月の3.58%から上昇した。3年先は0.1%ポイント上昇して3.3%。5年先は
3.0%で横ばいだった。
*トランプ大統領
 ロシアのシベリアで感染が疑われているペストの症例について、ロシア側が事態を制
御できていることを米国は期待していると述べた。ホワイトハウスでの質問に答えた。
「彼らの話を聞く限り、事態は制御されている」とも語った。また、米国は感染が疑わ
れている今回の症例が生物兵器に関連するものとは見ていないとも付け加えた。
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<明日の材料と事前予想>
【英国】
RICS住宅価格指数(9月)08:01
予想 -30% 前回 -28%
【日本】
経常収支(8月)08:50
予想 31000億円 前回 29889億円
予想 21200億円 前回 25231億円(季調済)
貿易収支
予想 -8000億円 前回 -3999億円
【ユーロ圏】
ドイツ貿易収支(8月)15:00
予想 192億ユーロ 前回 211億ユーロ
【米国】
新規失業保険申請件数(09/27 - 10/03)21:30
予想 20.0万件 前回 19.7万件
日本30年利付国債入札(6000億円程度)
日銀支店長会議、地域経済報告(10月)
ECB議事録(9月10日開催分)
米30年債入札(220億ドル)
ベイリー英中銀総裁、トルコ中銀主催イベント出席
ムサレム・セントルイス連銀総裁が経済および金融政策について講演(質疑応答あり)
ユーロ圏財務相会合
EUセフコビッチ通商担当委員が中国商務相と会談
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 きょうのNY為替市場、ドルは緩やかな売りに押され、ドル円は一時157円台に値
を落とした。米国債利回りに市場の関心が集まる中、この日の10年債入札を受けて米
国債利回りが前日付近まで低下したことでドル円も値を落としていた。ただ、底堅い展
開は続いており、158円台半ばに来ている200日線を試しに行く動きも見られた
が、上値を抑えられている。
 午後に9月分のFOMC議事録が公表され、19人の委員全員が利上げ決定を支持し
ていたことが明らかとなった。多くの委員は、インフレ圧力が一段と強まるリスクに備
えるため利上げを支持したとしている。大半の参加者は、年末までにもう一段引き上げ
ることが適切になる可能性が高いとも判断。議事録にやや反応も見られたものの、小幅
な動きに留まっている。
 トレーダーが目先の相場変動見通しを見直す中、短期の為替ヘッジコストは、相反す
る2つの力に挟まれている。原油高が根強く、主要通貨のボラティリティは反発。イラ
ンがホルムズ海峡でタンカーへの攻撃を強めていることが背景にある。ただ、ボラティ
リティは比較的低水準での推移にはある。今月に関しては、FRB、ECB、日銀とも
タカ派姿勢を後退させていることで、短期的な相場変動に備える需要が弱まっている。
 ドル円の1週間物のボラティリティは前日に6.15%と1カ月超ぶりの低水準を付
けた後、ロンドン時間の序盤には7.06%まで反発。それでも年初来平均を約0.9
0%ポイント下回っている。
 ユーロドルは再び重要な節目の1.12ドルを割り込んでいる。ただ、いまのところ
は1.12ドルを下放れる展開までは見られていない。一方、ユーロ円は177円付近
での推移が続いた。フランスの財政問題への懸念を背景に仏国債利回りが上昇している
ことがユーロの重しとなっている。フランスのルキュール財務相はインタビューで、来
年度予算を巡る協議が行き詰まった場合、政府は特別な憲法上の権限を行使し、議会を
迂回して数十億ユーロ規模の歳出削減を成立させる用意があると述べた。ただ、懸念は
払拭できていない。
 エコノミストはレポートで、海外投資家が仏国債の保有をさらに縮小すれば、ユーロ
は一段の下落余地があるとの見方を示している。「フランス国債のうち56%が海外投
資家が保有していることから、世界の債券市場に対するセンチメントは今後も仏国債と
ドイツ国債の利回り格差を左右する重要な要因となる」と指摘。
 海外勢の中でも大口投資家である日本は、仏国債の保有を着実に減らしており、他国
も同様の動きを取っている可能性がある。そのため、同国債を巡るリスクは引き続き高
いとも述べている。
 ポンドドルは一時1.31ドル台に下落。ただ、1.32ドルが強いサポートとなっ
ているようで、1.31ドル台を深掘りする展開までは見せていない。一方、ポンド円
は下げが続き、208円台に下落。21日線を下回っている。
 各国の国債同様に英国債も売りが強まり、10年債と30年債のはいずれも利回りは
6日ぶりの高水準を付け、最近記録した数年来の高水準に再び接近している。原油価格
の上昇に加え、投資家が主要中銀による利上げを見込んでいることが背景。
 28日の英秋季予算案の発表を前に警戒感も強い。英国債利回りの上昇に伴い、政府
の財政ルールに対する余力は低下しているが、政府は同ルールを順守する方針を示して
いる。
MINKABU PRESS