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2025年09月16日(火)22時30分

NY外国為替序盤=146円台に下落

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日本時間午後10時29分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  146.92 - 0.48 (- 0.33%) 147.54 / 146.70
ユーロ・ドル 1.1821 + 0.0060 (+ 0.51%) 1.1824 / 1.1757
ポンド・ドル 1.3654 + 0.0055 (+ 0.40%) 1.3656 / 1.3598
ドル・スイス 0.7896 - 0.0050 (- 0.63%) 0.7948 / 0.7894
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 日本時間午後10時29分現在のドル円は1ドル=146.92円。きょうの為替市
場、全体的にドル売りが優勢となる中、ドル円は146円台に値を落としている。先ほ
ど発表の8月の米小売売上高が予想を上回り、好調な米個人消費を示したことから、1
47円台に買い戻される場面も見られたものの上値は重い。
 本日の21日線は147.55円付近に来ているが、下放れる展開。ただ、全体的な
流れに変化はなく、100日線と200日線の間でのレンジ取引が続いており、膠着し
た展開となっている。
 引き続き明日のFOMCの結果待ちの状況。市場はFRBの利下げ再開を確実視して
おり、一部で観測されている0.50%ポイントの大幅利下げまではないものの、0.
25%の利下げは確実視している。
 ただ、市場は利下げ再開はすでに織り込んでおり、注目は今回発表されるFOMC委
員の金利見通し(ドット・プロット)に移っている。市場は今回を含めて3回、年内の
すべてのFOMCでの利下げを織り込む動きが出ている。あと2回の利下げ予想であれ
ば、ドル高の反応との見方も出ている。
 一方、市場の期待通りであったとしても、「噂で売って、事実で買う」展開を予想す
る向きもおり、いずれにしろ反応は一旦ドル高との見方もあるようだ。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は146円に観測され
ている。
16日(火)
146.00(14.1億ドル)
17日(水)
145.70(12.2億ドル)
MINKABU PRESS