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2025年04月08日(火)05時21分

NY貴金属引け速報=金が大幅続落、貿易戦争の激化でリスク回避

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金 25/ 6 2973.6 - 61.8 プラチナ  25/ 7 905.9 - 8.7
25/ 8 2998.0 - 62.3       25/10 917.0 - 9.8
銀 25/ 5 2960.4 + 37.4 パラジウム 25/ 6 888.00 - 19.60
  25/ 7 2989.1 + 37.6       25/ 9 898.80 - 19.00
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 ニューヨーク金が大幅続落、銀は反発。前日比は金が63.8~60.7ドル安、中
心限月の6月限が61.8ドル安、銀が37.2~40.7セント高、中心限月の5月
限は37.4セント高。
 金6月限は大幅続落。時間外取引では、トランプ米大統領が株安にもかかわらず、関
税撤廃を否定したことから、リスク回避の動きが拡大し、売り優勢となった。株安が一
服すると、買い戻し主導で上昇したが、貿易戦争の激化に対する懸念から戻りは売られ
た。欧州時間に入ると、押し目を買われたが、上値は限られた。日中取引では、手じま
い売りが出て軟調となった。
 銀5月限はリスク回避の動きや金急落を受けて一段安となったが、買い戻し主導で地
合いを引き締めた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比はプラチナが11.9~7.0ドル安、
中心限月の7月限が8.7ドル安、パラジウムが19.60~16.50ドル安、中心
限月の6月限は19.60ドル安。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、トランプ米大統領が強硬姿勢を維持し、リ
スク回避の動きが拡大したことを受けて売り優勢となった。株安が一服すると、買い戻
されたが、貿易戦争の激化に対する懸念を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、
もみ合いとなった。日中取引では、買い戻される場面も見られたが、金軟調を受けて戻
りを売られた。
 パラジウム6月限はリスク回避の動きや他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となっ
た。
MINKABU PRESS