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午後３時５７分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のＮＹ17時比 高値 / 安値
ドル・円 144.38 + 0.05 (+ 0.03%) 144.77 / 143.85
ユーロ・円 163.29 - 0.25 (- 0.15%) 163.83 / 163.14
ユーロ・ドル 1.1309 - 0.0019 (- 0.17%) 1.1345 / 1.1296
日経平均株価 37722.40 - 1.71 ( 0.00%) 38178.73 / 37709.71
（注）日経平均株価は前日比
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東京午後もドル円はやや不安定な動き。今日は朝に植田日銀総裁が直近上昇が目立つ
超長期の日本国債利回りについて、注意してみていきたいと発言したことなどが円買い
となり、ＮＹクローズの１４４円３０銭台から１４３円８５銭を付けた。
しかし、その後米ニューヨーク連銀のウイリアムズ総裁が、インフレが中銀目標から
乖離し始めた場合「比較的強力」に対応する必要があると発言。ドル買いが入る場面が
見られ、早朝の水準を超え、昨日高値を超えて１４４円７０銭台を付けた。上昇一服後
は１４４円１０銭台を付けるなど荒っぽい上下となった。
午後に入って再びドル高となった。ドル円は１４４円７７銭と今日の高値を付けた。
日本国債入札結果発表を前にいったん円売りが広がった。昨日の発行額見通し観測もあ
って、事前に楽観的なものになるとの見通しが報じられる状況が目立っていたことなど
がドル円を押し上げた。
注目された４０年債入札は、先週の２０年債のように歴史的な弱さではないにせよ、
応札倍率が低下し、昨年７月以来の低水準３.１３５％と市場予想の３.０８５％を上回
った。入札結果を受けたリスク警戒に３０銭ほど円高となり、１４４円３０銭前後を付
けるも、再び高値圏をトライするなど不安定な動きが続いた。
ユーロドルは午後に入って１．１３００を割り込むなど上値の重さが目立った。
ユーロ円は午前中、ドル円同様に不安定な上下。午後は対ドルでの売りもあって安値
を更新するなど、軟調な動きとなっている。
１１時のＮＺ中銀は市場予想通り０．２５％の利下げ。声明での今後の姿勢が前回に
比べると利下げ姿勢を弱めており、発表後はややＮＺドル買いとなっている。
日経平均は４日ぶり反落。終値は前営業日比１．７１円安の３万７７２２．４０円と
なった。
午後３時５７分現在では、ドル円は１ドル＝１４４．３８円前後、ユーロ円は１ユー
ロ＝１６３．２９円近辺、ユーロドルは１ユーロ＝１．１３０９ドル前後で取引されて
いる。
MINKABU PRESS
