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2026年01月23日(金)06時27分

NY外為市況=ドル安が優勢に

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日本時間午前6時27分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  158.41 + 0.11 (+ 0.07%) 158.89 / 158.18
ユーロ・ドル 1.1753 + 0.0068 (+ 0.58%) 1.1754 / 1.1670
ポンド・ドル 1.3503 + 0.0074 (+ 0.55%) 1.3504 / 1.3402
ドル・スイス 0.7892 - 0.0064 (- 0.80%) 0.7966 / 0.7891
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<きょうの材料>
*新規失業保険申請件数(01/11 - 01/17)22:30
結果 20.0万件
予想 20.9万件 前回 19.9万件(19.8万件から修正)
*実質GDP(確報値)(第3四半期)22:30
結果 4.4%
予想 4.3% 前回 4.3%(実質GDP・前期比年率)
結果 3.5%
予想 3.5% 前回 3.5%(個人消費・前期比年率)
結果 3.8%
予想 3.8% 前回 3.8%(GDPデフレータ・前期比年率)
結果 2.9%
予想 2.9% 前回 2.9%(コアPCE価格指数・前期比年率)
*個人所得・支出(11月)00:00
結果 0.3%
予想 0.5% 前回 0.1%(個人所得・前月比)
結果 0.5%
予想 0.5% 前回 0.5%(個人支出・前月比)
*PCE価格指数(11月)00:00
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(PCE価格指数・前月比)
結果 2.8%
予想 2.7% 前回 2.7%(PCE価格指数・前年比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(コアPCE価格指数・前月比)
結果 2.8%
予想 2.8% 前回 2.7%(コアPCE価格指数・前年比)
*メルツ独首相
・トランプ大統領がグリーンランド買収計画を断念したことに感謝。
・欧州の結束が米国のグリーンランド計画変更を導く。
・NATOの欧州側は自衛能力を保持すべき。
・防衛・競争力におけるEUの回復力を強化する必要。
・NATO維持に努める必要がある。
*ゼレンスキー大統領
・ロシアは妥協の準備をすべき。
・明日UAEで初の三者会合を開催。
・トランプ大統領との会談は非常に良好。
・トランプ大統領のバックアップが必要。
・欧州には統合軍が必要。
・欧州は未来を議論するのが好きだが行動は避ける。
・ロシア船からグリーンランドを守る支援に準備。
・欧州は世界的な勢力となるべき。
・戦争終結文書はほぼ準備完了。
・トランプ大統領とウクライナ領空防衛を協議。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
消費者物価指数(12月)08:30
予想 2.1% 前回 2.9%(前年比)
予想 2.4% 前回 3.0%(生鮮食料品除くコア・前年比)
日銀政策金利(1月)時刻未定
予想 0.75% 前回 0.75%
展望レポート公表
植田総裁会見 15:30頃
【英国】
GfK消費者信頼感調査(1月)09:01
予想 -17 前回 -17
小売売上高(12月)16:00
予想 0.1% 前回 -0.1%(前月比)
予想 1.1% 前回 0.6%(前年比)
予想 0.0% 前回 -0.2%(除自動車燃料・前月比)
予想 1.6% 前回 1.2%(除自動車燃料・前年比)
サービス業PMI(速報値)(1月)18:30
予想 51.6 前回 51.4
製造業PMI(速報値)(1月)18:30
予想 50.7 前回 50.6
【ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI(速報値)(1月)17:30
予想 52.4 前回 52.7
ドイツ製造業PMI(速報値)(1月)17:30
予想 47.7 前回 47.0
ユーロ圏製造業PMI(速報値)(1月)18:00
予想 49.2 前回 48.8
ユーロ圏サービス業PMI(速報値)(1月)18:00
予想 52.6 前回 52.4
【カナダ】
小売売上高(11月)22:30
予想 1.3% 前回 -0.2%(前月比)
予想 1.2% 前回 -0.6%(コア・前月比)
【米国】
製造業PMI(速報値)(1月)23:45
予想 52.0 前回 51.8
非製造業PMI(速報値)
予想 52.8 前回 52.5
コンポジットPMI(速報値)
予想 52.9 前回 52.7
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(1月)24日0:00
予想 54.0 前回 54.0
通常国会召集・衆院解散へ
ラガルドECB総裁、IMF専務理事、WTO事務局長らがダボス会議出席
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 きょうのNY為替市場、ドル円は一時158円前半に値を落とした。根強い円安から
本日は158円台後半まで上昇していたものの、NY時間に入ってドル安の動きが優勢
となったことから、ドル円も戻り売りに押される展開。
 円相場については、明日の日銀決定会合が注目される。政策は据え置きが確実視さ
れ、今回発表される展望レポートも想定範囲内と考えられている。注目は植田総裁の会
見だが、エコノミストからは、追加利上げへの方向性は維持するものの、あまりタカ派
姿勢にはなれないのではとの見方も出ている。場合にっては円安に反応する可能性も指
摘されているようだ。
 また、急速に進んでいる日本国債の利回り上昇について、何かの言及があるのかも注
目。日本国債の利回り上昇は、財政不安よりも、成長とインフレの期待を反映している
可能性が高いとの分析も出ている。年初来の利回り上昇のうち、財政不安が占める割合
は2割未満との分析もあるようだ。財政支出によるインフレ加速への期待が要因で、タ
カ派な日銀と名目成長拡大を反映している可能性もあるという。
 植田総裁は、長期金利が急騰した場合はいつでも対応する用意があるとのシグナルを
発する可能性もあり、その示唆だけでも、イールドカーブのフラット化を促す効果が見
込まれるという。
 なお、明日は高市首相が衆議院を解散する予定。
 ユーロは買い優勢の展開。特にユーロ円はドル円の伸び悩みにもかかわらず上値追い
を続け、一時186円台に上昇し、ユーロ発足以来の高値を更新した。一方、ユーロド
ルは1.17ドル台半ばに上昇。
 ECBはすでに利下げサイクルを終了し、次の展開はどうなるのか注目されている
が、年内は据え置かれるのではとの見方が有力視されている。その意味ではユーロをサ
ポートする要因ではある。
 本日は12月のECB理事会の議事要旨が公開されていたが、理事会は意見が割れて
おり、インフレの下振れリスクを重視するメンバーもいれば、上振れリスクを警戒する
メンバーもいることが明らかとなった。ハト派は、外需の減速やユーロ高といった懸念
を挙げる一方、タカ派は高い賃金上昇率やサービスインフレを問題視していた。
 ポンドドルは1.35ドルちょうど付近に上昇。一方、ポンド円はドル円の伸び悩み
にもかかわらず、213円台後半に上昇した。ポンド円は21日線の上でしっかりと上
昇トレンドを維持している。
 アナリストは、火曜日に発生した日本国債のボラティリティの波及を受けたポンド安
の反応は、依然として英国の財政懸念を反映していると指摘している。火曜日には、日
本の財政不安から日本国債の利回りが上昇し、これをきっかけに世界の長期債の利回り
が跳ね上がった。過去1年間で長期金利と負の相関を示してきた先進国の通貨は、ド
ル、円、そしてポンドだという。
 同アナリストはまた、火曜日にポンドが他のリスク感応度の高い通貨に対して特に弱
かった点がとりわけ印象的だったと指摘。これはリスクセンチメント以上に、財政要因
がポンドの値動きを左右する大きな要因になっていることを示唆していると述べた。
MINKABU PRESS