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2026年01月28日(水)06時26分

NY外為市況=ドル安が加速

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日本時間午前6時26分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  152.29 - 1.89 (- 1.23%) 154.88 / 152.10
ユーロ・ドル 1.2036 + 0.0156 (+ 1.31%) 1.2081 / 1.1850
ポンド・ドル 1.3837 + 0.0157 (+ 1.15%) 1.3868 / 1.3664
ドル・スイス 0.7618 - 0.0151 (- 1.94%) 0.7784 / 0.7605
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<きょうの材料>
【米国】
*S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(11月)23:00
結果 1.39%
予想 1.2% 前回 1.32%(1.31%から修正)(前年比)
*住宅価格指数(11月)23:00
結果 0.6%
予想 0.2% 前回 0.4%(前月比)
*コンファレンスボード消費者信頼感指数(1月)0:00
結果 84.5
予想 91.0 前回 94.2(89.1から修正)
*米5年債入札結果
最高落札利回り 3.823%(WI:3.820%)
応札倍率    2.34倍(前回:2.35倍)
*トランプ大統領
・ドルの下落が大き過ぎるとは考えていない。
・ドル安を懸念していない。
・ドルは好調だ。
・中国と日本は常に通貨安を望んでいた。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
消費者物価指数(12月)09:30
予想 3.6% 前回 3.4%(前年比)
予想 N/A 前回 0.0%(前月比)
予想 3.3% 前回 3.2%(トリム平均・前年比)
予想 N/A 前回 0.3%(トリム平均・前月比)
消費者物価指数(CPI)(2025年 第4四半期)09:30
予想 0.7% 前回 1.3%(前期比)
予想 3.5% 前回 3.2%(前年比)
予想 0.8% 前回 1.0%(刈り込み平均・前期比)
予想 3.1% 前回 3.0%(刈り込み平均・前年比)
予想 0.9% 前回 1.0%(加重平均・前期比)
予想 3.3% 前回 2.8%(加重平均・前年比)
【ユーロ圏】
ドイツGfK消費者信頼感調査(2月)16:00
予想 -25.7 前回 -26.9
【米国】
FOMC(1月)29日04:00
予想 3.50~3.75% 前回 3.50~3.75%
パウエル議長会見 29日4:30
【カナダ】
中銀政策金利(1月)23:45
予想 2.25% 前回 2.25%
【NZ】
貿易収支(12月)29日06:45
予想 N/A 前回 -1.63億NZドル
日銀議事録(12月18日-19日開催分)
日本40年利付国債入札(4000億円程度)
米週間石油在庫統計
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 きょうのNY為替市場、ドル売り・円買戻しの動きが加速しており、ドル円は152
円台前半まで下落。ロンドン時間の序盤までは買い戻しが入り、154円台後半まで買
い戻されていたが、本日も23日に引き続き突如売りが強まり、戻り売りを加速させて
いた。
 日本の財務省による実弾介入か、日銀かNY連銀のレートチェックかは定かではな
い。ただ、日米の協調介入に対する警戒を再度広める動きではある。本日のロンドン時
間にG7財務相がオンライン会合を開催していたが、片山財務相は「コメントは控え
る」と述べた上で、「米国当局と緊密に連携しながら適切に対応取る。日米財務相共同
声明に沿って対応する」とこれまでの発言を繰り返した。
 今回の下落は円買い戻し以上にドル安の側面が強いとの指摘も出ている。トランプ大
統領によるグリーンランド取得の脅威など予測できない米国の政策決定に対し、投資家
が慎重になっていることを反映しているという。その他、FRBの独立性に関するリス
クや拡大する財政赤字、政治的二極化の拡大などもドルを圧迫しているという。
 また、NY時間の終了間際になって、ドル安の動きが加速。トランプ大統領の為替に
関する発言に反応。大統領は「ドルの下落が大き過ぎるとは考えていない。ドル安を懸
念していない」と述べていた。
 介入警戒感が高まっているものの、一部からは、円買い介入は短期的な押し上げ効果
に留まり、長期的な下落圧力を反転させる可能性は低いとの指摘も出ている。「円が真
に持続的な上昇を遂げるには、その脆弱性を生み出している要因に変化が必要だ」とい
う。そのためには日銀がよりタカ派的な姿勢に転じて、政策金利が現行水準から0.7
5-1.00%ポイント高い水準になるか、あるいは財政不安について、市場に配慮し
た解決が示される必要があると述べている。
 きょうもユーロドルは上昇を加速させ、21年6月以来の1.20ドル台に上昇。年
内に1.20ドルを試すとの見方は多かったが、1月時点で一気に到達している。一
方、ユーロ円はロンドン時間に、ドル円に追随して182円台前半に下落したものの、
NY時間にかけてその下げを取り戻す展開。
 ストラテジストは「円高を促す当局の為替介入への警戒感や、米政府閉鎖の可能性が
高まっていることが、ドル下落のモメンタムを一段と強めている」と指摘。ドル安が強
まれば、すでに利下げサイクルを終了しているユーロに買いが入りやすい状況。
 ポンドドルの買いも加速し、1.38ドル台半ばに上昇。2021年10月以来の高
値水準に上昇した。一方、ポンド円は円高の動きから戻り売りが続き、21日線を下放
れる展開。一時210円ちょうど付近まで下落する場面が見られた。
 米当局が明らかにドル安を志向するなら、ポンドも1つの選択肢との指摘も出てい
る。トランプ大統領の発言からはその可能性もありそうだ。スターマー首相の政権基盤
が不安定になっているが、首相を脅かす存在と見られていたバーナム・マンチェスター
市長の国政復帰を与党・英労働党が認めなかったことから、スターマー政権はひとまず
時間を稼いだ格好。
 短期的な政治リスクによるプレミアムを織り込む必要がなくなり、ドル安を背景にポ
ンドは上値を伸ばす道が開けたという。また、英中銀が早期に追加利下げを実施できる
のかの疑問が広がっていることも追い風だという。
MINKABU PRESS