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2026年02月12日(木)06時29分

NY外為市況=153円台前半に下落

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日本時間午前6時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  153.26 - 1.13 (- 0.73%) 154.65 / 152.56
ユーロ・ドル 1.1870 - 0.0025 (- 0.21%) 1.1927 / 1.1833
ポンド・ドル 1.3624 - 0.0019 (- 0.14%) 1.3712 / 1.3610
ドル・スイス 0.7715 + 0.0035 (+ 0.46%) 0.7730 / 0.7648
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<きょうの材料>
*非農業部門雇用者数(NFP)(1月)22:30
結果 13.0万人
予想 6.5万人 前回 4.8万人(5.0万人から修正)
*失業率(1月)
結果 4.3%
予想 4.4% 前回 4.4%
*平均時給(1月)
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.1%(0.3%から修正)(前月比)
結果 3.7%
予想 3.7% 前回 3.7%(3.8%から修正)(前年比)
米週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 +853万(4億2883万)
ガソリン +116万(2億5906万)
留出油  -270.3万(1億2467万)
(クッシング地区)
原油 +107.1万(2511万)
*()は在庫総量
*米10年債入札
最高落札利回り 4.177%(WI:4.163%)
応札倍率    2.39倍(前回:2.55倍)
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・人々が傍観者から労働市場へ参入している。
・賃金上昇が労働市場への参入を促している。
・FRBには利下げ余地が十分にあると考える。
・インフレの数値がFRBの決定における鍵となる要素。
・今年のGDPは4-5%に達する可能性が高い。
・AIブームは生産性と経済成長を牽引し得る。
*シュミッド・カンザスシティー連銀総裁
・インフレが高止まりしている。
・政策金利をやや景気抑制的な水準で維持すべき。
・追加利下げ実施なら、高インフレを長期化させるリスク。
・景気が抑制されている兆候はあまり見当たらない。
・多くの分野で需要が供給を上回っている。
・AIなどがインフレ加速なく成長を可能に。
・ただ、その段階にはまだ至っていない。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
国内企業物価(1月)08:50
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)
予想 2.3% 前回 2.4%(前年比)
【英国】
RICS住宅価格指数(1月)09:01
予想 -11% 前回 -14%
実質GDP(速報値)(第4四半期)16:00
予想 0.2% 前回 0.1%(前期比)
予想 1.2% 前回 1.3%(前年比)
鉱工業生産指数(12月)16:00
予想 0.1% 前回 1.1%(前月比)
予想 1.5% 前回 2.3%(前年比)
製造業生産高(12月)16:00
予想 -0.2% 前回 2.1%(前月比)
予想 1.7% 前回 2.1%(前年比)
商品貿易収支(12月)16:00
予想 -222.88億ポンド 前回 -237.11億ポンド
貿易収支
予想 -47.99億ポンド 前回 -61.16億ポンド
【米国】
新規失業保険申請件数(02/01 - 02/07)22:30
予想 22.5万件 前回 23.1万件
中古住宅販売件数(1月)13日0:00
予想 423万件 前回 435万件
米30年債入札(250億ドル)
EU首脳非公式会合
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 きょうのNY為替市場、1月の米雇用統計を受けてドル円は激しく上下動した。発表
直後にドル買い戻しが強まり、ドル円は154円台半ばに急上昇。しかし、すぐに急速
に売られ、今度は152円台に下落する展開。その後も下値模索は続き、一時152円
台半ばまで下落する場面も見られた。
 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が13万人増と予想を上回り、失業率
も4.3%に低下。雇用者数は1年超ぶりの大幅増となり、労働市場が引き続き安定化
していることを示唆した。これを受けて、前日に高まっていたFRBの年内利下げ期待
は後退。短期金融市場では、次回の利下げ期待が従来の6月から7月に後退している。
 NY連銀のレートチェックの観測で急落した1月の安値水準が152円台前半だが、
その水準を視野に入れた動きが再開。衆院選に向けて円ショートが積み上がっていたこ
とから、ショートカバーが出ており、ドル円の上値を抑えているとの見方も出ている。
衆院選は高市首相率いる自民党が圧勝し、積極財政の議員も多数復活しているが、日本
国債は落ち着いた値動きをしており、足の速い投機筋がポジションを解消しているとの
指摘も出ていた。市場は、財政拡大の可能性を市場はあまり懸念していないことが示唆
されているという。
 円の適正水準を踏まえれば、現在の戦術的な上昇が継続し、ドル円は150円に向か
っても不思議ではないとの指摘も聞かれる。ただ、金曜日の消費者物価指数(CPI)
次第だが、経済が予想以上のパフォーマンスを続ける中、FRBの焦点はインフレに向
かい、リスクバランスはよりタカ派に傾く可能性があるとの見方も出ていた。
 ユーロドルは戻り売りに押され、一時1.18ドル台半ばに下落。一方、ユーロ円も
一時181円台半ばまで下落したものの、その水準には強い下値サポートも観測され、
181円台後半に下げ渋った。円買い戻しの流れもあり、明日以降ブレイクするか注目
される展開が見られている。ブレイクすれば本日180.65円付近に来ている100
日線が下値メドとして意識。
 一部のECB理事は、ユーロドルが1.20ドルを超えた場合、追加利下げのリスク
を示唆するなど口先介入に動くとの指摘がアナリストから出ている。ただし、インフレ
見通しの大幅な下方修正と利下げの可能性を引き起こすには、恐らく1.25ドルに達
する必要があるとも述べた。散発的な為替に関するコメントは、ドル主導のユーロ上昇
を抑制する効果はほとんどないという。
 ポンドドルは1.36ドル台前半まで下落。本日の21日線が1.36ドルちょうど
付近に来ているが、その水準は堅持しており、上向きのトレンドは維持されている。一
方、ポンド円は円買い戻しの動きが加速しており、強いサポートとなっていた210円
ちょうどの水準をブレイクし、208円台前半まで下落する展開が見られた。
 現時点でポンドを売るのは時期尚早だが、4月以降は弱含む可能性があるとの見方が
米大手銀のストラテジストから出ている。大きくポンド安に賭ける好機は、5月初旬の
英地方選挙を控えた時期に訪れる可能性があるという。ひとまず落ち着いているとはい
え、その選挙を前に、スターマー英首相への政治的圧力が再び強まる可能性があること
が要因だという。
 第2四半期には政治リスクと利下げのダブルパンチによりポンドは弱含むと見ている
という。この1週間で市場はこれら2つのリスクの兆しを多少織り込み始めているが、
本格的に賭けるタイミングは5月初旬の地方選挙を控えた局面になると見込んでいる。
MINKABU PRESS