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2026年02月13日(金)06時26分

NY外為市況=152円台に下落

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日本時間午前6時26分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  152.77 - 0.49 (- 0.32%) 153.76 / 152.27
ユーロ・ドル 1.1871 - 0.0001 (- 0.01%) 1.1890 / 1.1852
ポンド・ドル 1.3620 - 0.0008 (- 0.06%) 1.3671 / 1.3605
ドル・スイス 0.7692 - 0.0024 (- 0.31%) 0.7725 / 0.7667
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<きょうの材料>
【米国】
*米新規失業保険申請件数(2月7日週)22:30
結果 22.7万人
予想 22.3万人 前回 23.2万人(23.1万人から修正)
*米中古住宅販売件数(年率)(1月)0:00
結果 391万件
予想 415万件 前回 427万件(435万件から修正)
*米30年債入札結果
最高落札利回り 4.750%(WI:4.771%)
応札倍率    2.66倍(前回:2.42倍)
*トランプ大統領
 トランプ政権で国境管理・移民排除を統括するホーマン氏は12日、ミネソタ州での
大規模な不法滞在者取り締まりを終了することに大統領が同意したと述べた。連邦当局
の作戦は米国市民2人の射殺によって全米に衝撃と反発をもたらし、大きく後退するこ
とになった。
*PayPay、米ナスダックへ上場申請
 スマートフォン決済国内最大手のPayPayが、米ナスダック市場への上場を申請
した。親会社のソフトバンクGが持つ株式など、全体の10%程度を売り出す方向で調
整しているとも伝わっている。
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<明日の材料と事前予想>
【ユーロ圏】
ユーロ圏実質GDP(改定値)(第4四半期)19:00
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)
予想 1.3% 前回 1.3%(前年比)
【米国】
消費者物価指数(CPI)(1月)22:30
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
予想 2.5% 前回 2.7%(前年比)
予想 0.3% 前回 0.2%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.5% 前回 2.6%(食品・エネルギー除くコア・前年比)
田村日銀審議委員が経済同友会出席
ミランFRB理事が討論会出席
ローガン・ダラス連銀総裁がイベント挨拶(質疑応答なし)
ミュンヘン安全保障会議(15日まで)
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 きょうのNY為替市場、ドル円は下げ渋ってはいたものの、152円台での推移。ド
ル円はボラティリティの高い相場展開が続いているが、本日も値幅を伴って上下動し
た。本日の上下のレンジは1円50銭程度。
 東京時間に152円台前半まで下落していたが、その後は153円台後半まで買い戻
されていた。ただ、NY時間に入って再び下値模索の展開となり、152円台に下落す
る展開。
 下値では衆院選後の円買い戻しが一服と見た投機筋が買いを入れていたようだ。高市
首相の選挙での圧勝後に進んだ円高も一巡しつつあるとの指摘も出ていた。
 152円台前半の安値水準は、数週間前に報じられた日米のレートチェック直後の安
値とほぼ一致している。その水準は、米国や日本から大きなファンダメンタルズの変化
がない限り、短期的に下値メドとして機能する可能性があるとも指摘も出ている。ただ
し、155円台回復の前に150円を試しに行くとの見方も根強い。
 トランプ政権がドル安を志向している節があることもその背景にある。前日に米雇用
統計でFRBの利下げ期待は後退したにもかかわず、ドルが売られたことからも、ドル
を積極的に買い上げる意欲は乏しい状況。
 ユーロドルは1.18ドル台後半で落ち着いた展開。一方、ユーロ円は下げが続き、
一時180円台に下落。100日線が180.70円付近に来ているが、その水準に顔
合わせしている。
 引き続きユーロはドルの動向に左右されているが、アナリストは、ユーロ圏のファン
ダメンタルズはユーロに支援的だと指摘している。ECBは先週、中銀預金金利を2%
に据え置き、インフレ動向に満足を示していた。ユーロ高への懸念もほとんど示されな
かったことも、ユーロが時間をかけて上昇する余地を与えているという。
 一方、ドルは前日の予想を上回る米雇用統計を受けた当初の上昇を反転させている。
トランプ大統領が追加利下げを求めたことがドルを圧迫。アナリストは、明日の米イン
フレ統計を前にユーロは安定すると予想している。
 ポンドドルは一旦1.3670ドル付近まで買い戻されていたものの、その後は1.
36ドル台前半に伸び悩む展開。ただ、本日の21日線が1.3610ドル付近に来て
いるが、その水準は維持されていた。一方、ポンド円は売りが加速しており、207円
台に下落。100日線が207.05円付近に来ており、その水準をうかがう展開とな
っている。
 アナリストは、英政治への懸念が続く上、英中銀の追加利下げの可能性が高まってい
るため、ポンドは下落リスクが大きいと指摘。賭け市場であるポリマーケットでは引き
続き、スターマー首相が6月30日までに辞任する確率を70%で織り込んでおり、そ
の後の労働党の後継者が財政均衡派ではない人物になるリスクを市場は意識していると
いう。財政への影響の可能性を考えると、ポンドにとっては圧迫要因と捉えている。
 同アナリストは、政治リスクと6月までに英中銀が2回利下げするとの予想に基づ
き、短期的にポンドは下落を見込んでいるようだ。
MINKABU PRESS