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2026年03月31日(火)11時50分

東京株式(前引け)=小幅続落、イラン停戦に向けた思惑で下げ渋る

 31日前引けの日経平均株価は前営業日比65円55銭安の5万1820円30銭と
小幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は11億857万株、売買代金概算は3兆
6155億円。値上がり銘柄数は1063、対して値下がり銘柄数は475、変わらず
は37銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方はリスク回避ムードが強く日経平均が大きく下値
を試す展開を強いられたが、その後は下げ渋り、上昇に転じる場面もあった。中東情勢
が懸念されるなか、前日の米国株市場で半導体関連セクターを中心にハイテク株が売ら
れ、この流れを引き継いだが、前場取引時間中にトランプ米大統領がイランへの軍事攻
撃を停止することに前向きな姿勢と伝わり、これを受けた原油市況の下落や米株価指数
先物の上昇に追随した。ただ、上値も重く前引けは小幅ながらマイナス圏で着地してい
る。なお、TOPIXは上昇して取引を終えた。
 個別ではきょうも売買代金トップとなっているキオクシアホールディングス<285
A.T>が軟調、フジクラ<5803>も売りに押された。レーザーテック<6920>、ディ
スコ<6146>など半導体製造装置関連も下値を探った。三菱重工業<7011>が冴えず、
三井金属<5706>も安い。三菱商事<8058>など総合商社株も下落した。多木化学<
4025>が急落、イーレックス<9517>も利食われた。半面、信越化学工業<4063>が堅
調、東京海上ホールディングス<8766>も大きく上値を追った。三井住友フィナンシャ
ルグループ<8316>などメガバンクもしっかり。ラサ工業<4022>が急騰したほか、象
印マホービン<7965>が大幅高、Appier Group<4180>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS