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大 豆 2025/05 992.75 + 9.75
2025/07 1004.00 + 7.00
コーン 2025/05 469.00 + 4.50
2025/07 474.75 + 4.00
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まちまち。期近の主要限月は共に続伸。新穀限月はトランプ関税による輸出への影響
が警戒されて続落。
大豆は期近が続伸。終値の前営業日比は6.75セント安~9.75セント高。中心
限月の5月限は9.75セント高の992.75セント。
米産地で荒天が続き、コーン作付が遅れる可能性が高まるなか、大豆の作付への影響
に対する警戒感が強まり買い戻す動きが広がった。加えて、米トランプ関税の影響によ
る輸出不安が今春の米国の大豆作付面積縮小を促す可能性が意識され、期近の主要限月
は買い優勢となった。ただ、依然としてトランプ関税による輸出縮小が強く懸念され、
新穀限月は軟調地合いを継続した。
コーンは期近の主要限月は続伸も他は続落。終値の前営業日比は2.00セント安~
4.50セント高。中心限月の5月限は4.50セント高の469.00セント。
米産地では冠水となり作付開始や作付進行ペースが例年に遅延するとの懸念が強まっ
た。同時に米農務省(USDA)による月例需給報告の発表を控えて玉整理の動きが見
られるなか、期近の主要限月は買い優勢となった。ただ、新穀限月は引き続きトランプ
関税による輸出への影響やリスク回避の動き、米国で大豆の輸出用需要縮小観測がコー
ンへの作付シフトを促す可能性が意識され売り優勢となった。
MINKABU PRESS